2008年9月7日日曜日

お祭り


いまこちらはGanesh Chaturthiのお祭り期間まっただなか。10日間続くお祭りで、象の顔をした神様Ganeshが町に帰ってくるという日本でいうとお盆のような感じ?ムンバイで1番重要でカラフルなお祭りですとガイドブックに書いてある。とにかくどこもかしこも夜は電飾でキレイだし、日中と夜9時くらいはTVの音が聞こえなくなるくらい賑やかなのだ。今日日曜日はジムから帰ってきて昼寝でもしていたらこのすさまじいダンサーたちのダンスの音楽と爆竹の音で目が覚めた。音楽が近くに感じたのでトレーニング帰りのままの姿に日傘をさしてカメラを持って見に行った。音のすさまじさから行くとこじんまりとしたダンサーグループだったけれど写真を撮って、ダンサーグループの後ろには必ず車にのったGanesh神が花やスパイスで飾られているのでこちらもパチリとやっていたら車の後ろにいた奥様達においでおいでと呼ばれた。
え、いいの?って思いつつそばまでいって写真をとっていたら、なんと!食べ物をもらった。バナナとスナック、それと小麦粉??。「Ganeshがあなたにくれたのよ」って。感動~。見かけが違うから何かと目立つ私だけどヒンズー教徒ではないのも一目瞭然。寛大な人たちだ。そういえばシンガポールでヒンズー教寺院とイスラム教寺院を観光したときヒンズー教寺院ではみんなにっこり、ゆっくり見ていきなさい。って言ってくれたっけ。そんなことを考えながらアパートにむかって歩いていると物乞い?(とは思えないんだけど)の子供を連れた女性にその食べ物をくれ。って言われた。あげるべきかあげないべきかものすごーく悩んだ。せっかくGaneshにもらったのにあげていいの?でもいいことしないといけないような気がする。う~んんんんんんん。
物乞いは本当にどうにかならないのかと思う。小さなこどもが真っ黒になった手をだしてお金をちょうだい。って言う。たまに英語でGive One rupeeとも言われる。ボロボロの女の子用のシャツを着た男の子、ちいさな子供1~2歳の子はTシャツしか着てない。このまえ国立公園に行ったときに物乞いの子供たちにいろいろせがまれて困っていたら同僚が「荷物に気をつけて」って物乞いの子供達と反対側にひっぱってくれた。ここでも見かけが違うからか、かなりターゲットになっていて知らない顔をしていたらおもいっきりつねられた。ひどい!!でもこの子供たちだけでもインド政府は保護できないんだろうか?と思う。あまりの数の多さにできないのかわからないけれど、この子供たちは一生物乞いから抜け出せない。抜け出すための教育も受けられない。そのことをエルビラに言ったら「インドでは物乞いは一種の産業だって言われてる。」と。彼女はホームレスの子供たちに勉強を教えたことがあるそうで小さな子供たちはすでに反抗的な言葉づかいでじっと授業?を聞いていられないらしい。勉強に集中させようとすると15分もしないうちに眠ってしまったり、とにかく教育の前のレベルのようだ。この貧困層がなくなればインドはもっと発展するんじゃないかと思う。どうなんだろう??

0 件のコメント: