2010年7月12日月曜日

ありがとうカクタス、ありがとうインド!(Thank you Cactus, Thank you India!)


English is following Japanese paragraph

博多にもどってはや3週間。子守りの毎日で毎週アッという間に過ぎていく。3歳と5歳の甥っ子に5カ月の姪っ子。とくにまだ赤ちゃんの姪っ子はかわいい。抱っこしてーと甘えて泣くのもおばちゃんバカなのでカワイくて仕方がない。うちの姪っ子、甥っ子が1番だ。

この3週間、ほとんどインターネットもつながず、メールもチェックせず、新聞もろくに読まず、世間一般から切り離された生活だ。ケーブルTVのアメリカ製TVドラマをよく見て夜更かしをしている。仕事のプレッシャーもなくのんびり子守りでもしているのも最近は物足りない。おかげでずっとさぼっていたメールもブログもやっとヤル気が出てきた。


今、「河童が覗いたインド」を読んでいる。「そうそう、わかる~」とうなずくことが多く、インドに行く前に読んでおくと良かったはずだが、帰国後に読んでもとてもおもしろい。2年もムンバイにいたのにムンバイ以外は知らず、名前だけは知っている場所を本で読んで楽しんでいる。次にインドに行く機会があれば、マイソールとハイデラバードに行きたい。もちろん、タージ・マハールとジャイプールも。

この2年間を振り返って、不思議の国、インドはまた行ってみたい国になった。ほとんどムンバイ以外は知らないけれど、人の良さ、なんでもありの生活、幅広い階級に、さまざまな宗教。いろんな意味でインドは面白い。インドの会社でインド人社員と働いたのも経験だった。またインドの会社で働いてみたいか?と聞かれるとちょっと困るかな。。。。インドの会社で日本の感覚で働くと結構ツラいと思う。生活でもオフィスボーイズやオフィスメイド、総務の人たちの助けがないとやっていけないし。。。虫やカビ、ゴミの匂い、汚い電車車両、、日本では思いつかないようなことで悩まされる。でも普通の生活では治安はいい。 テロとか、北部の問題、そしてパキスタンとの問題、治安がいいとは言えないのかもしれないけれど、普通の生活においてはいかにリキシャドライバーに料金をごまかされないか、食料品の買い物でレジの順番をごまかされないか、ぐらいがいわゆるムカつく~事だし、のんびりした時間感覚と世話好きで良い人が多いので、治安に関しては南米に住む妹が羨むほどだ。とにかく、インドに行くまではインドがこんな国だとは思わなかった。人がよくて、まだカースト制度の名残りを残し、いろんな宗教がいりまじって、世話好きな人たちで、いろんな種類の言語を話し、好奇心旺盛で、とにかく、どこに行っても人がいっぱいで、、、。今度はインドを旅行したい。2年間、働くチャンスを与えてくれたカクタスコミュニケーションズ、同僚のみんな、そして親切なヨーグルトやさん、アパートのご近所さん、野菜売りのおじちゃん、ムンバイのみなさん、どうもありがとう!


It’s been three weeks since I came back from Mumbai. I’m taking care of my nephews and niece. They are very cute but I’m getting board of the life that no pressure from work and not much interaction with many people. I have been lazy so far. I don’t connect internet often and I don’t read newspaper. I feel I don’t connect to the world or my life is getting smaller.
Anyway, time is going very fast.


When I think about the Indian life, I had never imagined India was like that before I went to. I thought that India is one of the countries of BRICs so that it has internet connection like US. Actually, internet connection was very unstable and difficult to connect. I don’t like TATA indicom very much now. I had lots of experience like discovered small things that I didn’t know and funny stories like; I tried to give my chapatti to auto driver instead of the fee because I didn’t have coins. Anyway, he refused my offer. I was locked out inside of my room. Raining inside of my apartment. Taxi driver took me to Japanese consular’s home even though I wanted to go Japanese consular office….

I found that Munbaikars are very kind and have lots of curiosity. There are variety of religions, language, traditions, and variety of food. I loved road side food, you know.


I really thank you my friends, colleagues, Cactus, my neighbors. I couldn’t survive for two years without your help. I will never forget two years in India. It was great experience.

Thank you very much from bottom of my heart.

Photoes; First from top, niece, we went to take photo by photographor, second, nephews, we went to the beach!, third, Japanese fast food "Udon noudle". It is yum!
Forth, my friend. Fifth, Lunch in CS team at last day. sixth, Elvira and Daniel.



























































2010年6月13日日曜日

ホームメイドパニプリ


インドではスナック文化が発達している。インドの人たちは食事の時間が遅い。夕食はだいたい9時~10時以降だ。私の上司も夜ごはんはいつも10時以降(仕事が遅いのもあるかもしれない)、アパートのお隣さんとお向かいさんは私が帰宅する9時半ごろに楽しい食事の声と食器の音がする。インドの食器はステンレスの銀色のものが多く、音がよく響く。というわけで?か定かではないが夕方4時以降は路上のスナックやさんがにぎわうのである。バスを待つあいだ、仕事の帰り、夕方6時ごろにオフィスから出ると人がスナックスタンドにあふれている。
パニプリ、セブプリ、ラグラプリ、ベール。このメニューのほとんどはプリという小さいおせんべいのようなものとじゃがいも、たまねぎ、トマト、コリアンダー、セブ、マサラ、チャツネ、ペパーミントフォーター、などをいろいろと組み合わせているもので、組み合わせによってパニプリだったり、セブプリになったりするのだ。たとえば、私の好きなパニプリだと、丸くふくれたプリに穴をあけて、じゃがいも、タマネギ、チャツネ、コリアンダー、をいれて、パニ(ヒンディー語で水という意味)、ここではペパーミント、マサラなんかで味付けをした水、をかけて1口でパクッといただく。6個で12ルピー(約25円)。このスナックスタンド、いたるところでみかける。そして、衛生的にかなりあやしい。おじちゃんの手をふいているタオルもぞうきんのように黒いし、代金のやりとりも、じゃがいもをこねる手も一緒だ。初めてインドにやってきたときに、モンスーンまっただなかで人事部の人に、絶対に露店で買い食いしないように!と釘をさされた。モンスーンのシーズンはムンバイカー(ムンバイに住む人達)も買い食いを控える。用心深いところはレストランへ出前を頼むのも控えるらしい。


でも仲良しのエルビラも私もこのパニプリが大好きで、よく2人でこのスナックを食べながら、仕事の愚痴なんかこぼしあう。何を隠そう、彼女は私の初パニプリの人なのである。初めて雨のなか国立公園に連れて行ってくれた帰りにパニプリをごちそうしてくれたのだ。しかもモンスーンの雨の中。さらに氷が入ったパニ(味付け水)だったけれど、お腹をこわすこともなく、翌日おそるおそる「おなかの具合は大丈夫?」と聞いてきたエルビラをびっくりさせた。インド在住の人ならわかると思うが、この氷もこわい。よく日曜日の朝に近所の路上にムシロをのせたでっかい氷の塊が放置されているのを見かける。衛生的にかなりレッドゾーンだ。


ルチタはモンスーンシーズンに関係なく、年中パニプリの買い食いを家族に禁止されている。水が危ないからだ。私が路上のスナックスタンドでパニプリを食べると聞いて、かなり驚いていた。そしてモンスーンシーズンがスタートするかしないかのこの時期はもうパニプリは危険ゾーンなので、ルチタのおばさんが作るホームメイドパニプリに招待してくれた。いつも思うのだけれど、インドの人たちは本当によく食べさせてくれる。ホームメイドパニプリも、ルチタ、ルチタのママ、それぞれがどんどん丸いプリをのせてくれるのでものすごーくお腹いっぱいになる。でも本当においしい。きっとこれがムンバイ最後のパニプリだ。ルチタ、本当にありがとう!

写真は上から、Kapoor家のホームメイドパニプリ、2枚目はダヒプリ(ダヒはヨーグルトの意)、そしてルチタファミリー、私もKapoor家にまぜてもらった。

なおみさん、ゆきさんと行ったロイヤルチャイナ!おいしかった~

ランチ!オフィスボーイズ、しんごさん、ゆきさん、

ウィークデイショッピング。ルチタ、ジェイシュリー。すごい買い物量なのだ。

金曜日の夜に行ったシーフードレストラン!安くておいしい!Juhu。

ウィークエンドショッピング。シルバーストリーク(バンドラ)で。

2010年6月8日火曜日

雨がふる~


いよいよモンスーンシーズン到来か、、時々雨がざーーーーっと降る。まだ本格的なモンスーンではないらしいが、道のあちこちに水溜りができている。蚊もでてきそうでこわい。インド人の友達ルチタはマラリアが再発し先週から1ヶ月薬を飲まなければならないらしい。
モンスーンに突入すると毎日どんよりした空といつまでも降り続く雨にうんざりする。気が滅入る。でもムンバイの人達はモンスーンはそんなに憂鬱なものではないらしい。ルチタにしても、他の同僚達もみんなモンスーンを心待ちにしている。この前もうちのアパートの前で、20歳ぐらい?の男の子が雨上がりの水溜りにじゃぶじゃぶと入って歩いていた。彼のズボンはひざ下がびしょぬれだ。うちの甥っ子たちだと間違いなく怒られている。そして雨が降っても傘をささない人が多い。確かにこの時期の雨はざーーーーっと降ってすぐにやむ、でも私だったら間違いなく軒下に避難しているし、服も靴もカバンも濡らしたくない。昨日も食料品の買出しに行こうとしてリキシャに乗り込んだら、スーパーの手前でバケツをひっくりかえしたような雨にあい、そのまま買い物に行かずアパートに帰った。どうして多くのムンバイ人は雨が好きなんだろうか???
あと2週間足らずでムンバイから引き上げる。そう思うと多少の雨も我慢できる気がするが、なかなか雨はいやなのである。

2年に少し足りないぐらいのムンバイ生活。旅行にも行かず、ムンバイのアンデリに居て仕事中心の生活だった。来週飛行機にのるときには何を思うのか、少し楽しみのような、でも荷物をすべて片付けられるのかとても不安だ。

2010年5月30日日曜日

いろいろと。。。


朝CNNをつけると必ず最初はメキシコ湾のオイルもれだ。もう1か月以上も原油もれが続いていて止まらないらしい。今週末のセメントを流し込んだりして止める試みも失敗だった。グァテマラでは火山が噴火するし、インドの西ベンガル州では毛沢東主義グループのテロとみられる列車脱線で150人以上が死亡する事故があった。ついこの前はインド南部で飛行機事故があったばかりだ。最近明るい話題が少ないなーと思う。仕事でもなかなかうまく事が運ばない。そしてこの暑い気候である。冷たいそうめんでも食べてすっきりしたいところだ。
この暑い気候のなか、ムンバイ市では断水が続いていて大変だ。恥ずかしながら、ひさしぶりに新聞を買って読んでみると(暑くて新聞を買いにいくのもおっくうになっていた)、断水に関する記事が多い。この暑い気温のなかの断水だ、だれでもイライラしてしまう。
驚いたのが、断水の時間がわからない地域があるんだそうだ。いつ水が止まって、いつ水が出るのかわからないらしい。私が住む地域は断水の時間がはっきりしていたけれど、おそるべし、断水時間不明の地域もあるようだ。断水で離婚の危機に陥ったカップル、姉妹のイザコザ、いくつかエピソードが載っていた。悪いけれど、笑ってしまったのが、水をもらいにくる近所の人の話。断水の期間、一般家庭では水をタンクやバケツに貯めてとっておく。特に主婦は家族がムダに水を使わないよう気配りも大変らしい。そんな中、独身男性と思われる人があまり水を使う人ではないので断水のストレスもあまり感じていなかったが、水をあまり使わないことを近所の人が嗅ぎつけて、バケツを持ってその男性の家に水をもらいに来るのだそうだ。それでその男性は断水のストレスを感じるらしい。
雨はイヤだけど、早く雨が降るといいな、と思う。今年のモンスーンは去年より早くやってくるらしい。ひょっとしたらモンスーンシーズン入りを予告する雨が今週にも降るかもしれない。。。ちょっと憂鬱だが、暑いなか水が出ないよりいいはずだ。そしてムンバイに住む人達はモンスーンが大好きだ。幸い今年はモンスーンを体験しなくて良くなった。私は今年は梅雨だ。

写真は上が、会社そばの交差点でリキシャの中から。リキシャが止まると暑い~。
下の写真は順番に、カーダンダ地区のジューススタンド。初めてさとうきびジュースを飲んだ。次がShingoさんとShingoさんのご両親。一緒にバンドラ地区観光?とショッピング。そしてゆきさんとコラバのアクセサリーやさんで。このアクセサリーやさん、インド版Elleにちょくちょく載っているお店でなかなか楽しい。チャイと水が出てくる。