2008年9月28日日曜日

わからない。。。


いまひとつ値段がわからない。インドでのインフレ率は去年と比べて12%らしい。(ちなみに日本はここ数年1%未満のインフレ率だそうだ)ガソリンの値上がりでインドでもトラック運転手がストをしていた。もう1ヶ月くらい前の話だけど。でもいまひとつ値段がわからない。1ヶ月の電気代がだいたい1,000ルピー、この前スニーカー(リーボック)をセールで買ったら2,200ルピーだった。エスティーローダーの洗顔料の一番安いのが950ルピー、おすすめは1,700ルピー。毎日の通勤手段のリキシャが1日40ルピー。缶ビール(350mlだと思う)が1缶38ルピー。土曜日のお昼にオーダーするランチがだいたい40ルピーそういえばこの前Fedexに薄い封筒1つ(日本の定型サイズ)日本までって持っていったら2,000ルピー!No thank you~って帰ってきたけど。日本に小包を送ろうとしているけれどきっと2000ルピーぐらいかかりそう。中身は500ルピーもかかってないのに。。。まだまだインドの価格に慣れないのだ。(1ルピーだいたい2.5円換算)

野菜の値段はシーズンによってかなり変動する。ほうれん草が2週間前に1束5ルピーで買ったのに今週は1束14ルピー。そういえばほうれん草持ってる野菜やさんは少ないなーと、ほうれん草シーズンの終了か、それとも雨で不作とか??ほうれん草のクリームソースパスタもしばらく食べれないのかな?

考え中


リキシャに乗ってる間にたまにブログのネタを考える。まだムンバイにきて間もないころは、リキシャドライバーはちゃんと目的地に遠回りせずに連れて行ってくれるのだろうか、この道であってるのだろうか、あ~ぶつかる~!!、とか、小心者の私は気が気でなくて乗車中に何か考える余裕なんてなかった。でもいまはボーッとリキシャに乗っていることもある。たまに違うところで右折されそうになって右折途中に“No~”って叫んで強引に直進させたり(危険!だけどリキシャドライバーはうまく直進してくれる)することも。朝はよく日本とインドの違いを考える。仕事に行くまえに今日も経理関連のやつがあるな~とか日本語訳があるな~とかを考えるのでインド人と日本人との違いを痛感しながらう~ん。。。とブルーになったり、今日は忙しいな~と思って仕事モードになったり。ほんの10分ほどの乗車時間にいろんな事が頭をよぎる。気分もジェットコースターなみに上ったり下ったり。
 リキシャで通勤していると朝はだいたい15ルピーから20ルピーぐらいかかるので毎朝20ルピーを用意して乗っている。リキシャのドライバーによってはスーパー早く会社に着いたり、遠回り?になって20ルピー超えたり。早く着くぶんには嬉しい限りなので20ルピー以下でも20ルピー渡すようにしている。まーだいたいコインのおつりを持ってないこともあるのだけれど。中には本当に運転がうまかったり、英語がわかったり、顔なじみだったり(滅多に同じドライバーに遭遇することはないけど)、親切だったりするドライバーにはいくらかかっても(20ルピー以下ね)20ルピー渡すようにしている。中には面倒で、もしくはデコボコ道がイヤなのか遠回りするドライバーがいるのでそのときは1ルピーもまけてやらないことにしている。たかが1ルピー(約2.5円)か2ルピーぐらいと思うのだけれどドライバーによってはすごく感謝されるし、私が降りた後も(きっと神様に感謝の)お祈りしていたりする。そうそう、たまにこちらが1ルピー持ち合わせてないときはおつりないからいいよ。って感じで負けてくれるドライバーもいるのだ。
ムンバイに来た当初はドライバーによってはメーターに細工をして料金がバンバン上がるようにしているリキシャもある、とか、遠回りされたりするとか、いろいろ聞かされていたのでかなり警戒して乗っていたけれど結局だまそうとしている人はごく一部でその人にあたったら交通事故!じゃないけどあたる確率は滅多にないのかもしれない。遠回りしていると感じるのはきっとそのドライバーが道を知らないのか雨がひどくて水溜りがひどいとか、ただ単に曲がるタイミングを逃したとか、曲がるのが面倒だったとかが考えられるんじゃないかと思う。きっとだまそうと思ってだます人は少ないんじゃないかと最近は考えている。それぐらいこちらの人は人がいい。だって13ルピーのところを100ルピーといってきたドライバーも料金メーターは13ルピーと表示しているので明らかにウソを言っているのは目に見えてるし、乗る前に私の住所を言うと100ルピーと言ってくれるドライバーのリキシャには絶対乗らないし。なのでだまされるときは気持ちよくだまされてやろうと思っている。まだだまされたことはない。と思っているけど。どうなんだろう?またリキシャの中で考えてみるか。

Nimbu Minchi


グリーンペッパーとレモンで作った魔よけのお守りがNimbu Minchi。写真は布でできたマスコット。インドではリキシャ、車、家の入り口なんかにぶら下がってる。リキシャに乗って信号待ちをしているとこのNimbu Minchiを売りにくる。土曜日に取替えるそうできっと私が交差点で見かけたのも土曜日だったはずだ。きょう土曜日は出勤なので(ヒマなので仕事中に書いている)ひょっとしたらNimbu Minchi売りに遭遇するかもしれない。初めてこのNimbu Minchi を見たのは映画のコマーシャル。ナイト・シャマラン監督よろしくインド版ホラー?映画のコマーシャルだ。車がこのNimbu Minchiをひいてしまうシーンがあって、そのあとは黒魔術の女性が何か叫んでいたり、寝ている子供が宙に浮いたり。なんとなく怖そうな映画なのだ。http://www.phoonk.in/  この映画のコマーシャルでNimbu Minchiを見て以来、リキシャや車にぶら下がっているレモンとグリーンペッパーのお守りが気になってしょうがない。おりしも夜中に人の気配を感じる気がして眠れない日が続いていたから、お守りみたいなこのレモンとグリーンペッパーを試してみたいとずーっと思っていた。エルビラにこのNimbu Minchiのことを聞いたものだから彼女がバンガロールに出張に行った際にこのマスコットを買ってきてくれた。家に置いておくとカビがしそうなので会社で飾ってる。

 エルビラはいろんなことを教えてくれる。きのうはイスラム教徒が作るデザートを露店で買ってきてくれた。その名も Phirni(フィルニー)。 土器っぽい容器にタピオカミルクのプリンのようなものが入ってる。飾ってあるのはピスタチオ。あまり甘くなくてミルクの味がやさしい硬めのタピオカプリンといった感じ。ムンバイでは道端にいろんな出店があっていろんな種類の食べ物を売っているらしい。まだ1度しか試したことがなく、何をどうやって買うのかまったくわからない。大きなシルバーのバケツに入ったサモサは何度か買ったことがあるけれど、たった1度試した露店はエルビラが買ってくれたパニプリのみ。雨季にムンバイにやってきたので人事総務課の人に露天で買い食いしないように!と言われていてまだなにも知らないのだ。ムンバイ名物パオパジ(コッペパンの短いやつにいろんなものが入ったカレーっぽいソースがはさんであるんだと思う)、ナッツ?と思われるものをローストしたやつを新聞紙を筒状に丸めた中に入れたもの。お客さんはバスを待ってる間に食べている。でもあの筒状の新聞紙の中身の真相はよくわからない。そして中華の露天もあるようだがかなりスパイシーなインド中華フードらしい。あとタンドリーチキンも露店のがおいしいらしい。しかし排気ガスがすごくて空気が悪いこの道端で、しかもたまに雨が降ったりして濡れてるのに大丈夫なのかな?と心配になる。でもきっと私は大丈夫なんだと思う。インドに来て3ヶ月まだ一度も正露丸のお世話になったことはないのだ。というか道端で買い食いしてないから??そろそろ買い食いデビューしてもいい時期だ!今日も快晴!そろそろ雨季明け?

2008年9月21日日曜日

バンドラフェア


エルビラはクリスチャン。バンドラ地区でクリスチャンのフェアがあるということでエルビラが連れていってくれた。バンドラまではだいたいリキシャで15分から20分。会社の前で待ち合わせてリキシャに乗って高級住宅街を通って行く。デザイナーのお店、マリオットホテル、映画俳優の豪邸を見ながら渋滞のなかやっとバンドラ地区へ。大きな教会は150年以上の歴史があるそうで外観は古い感じ。でも中はすごくキレイ。バチカンで見た宗教壁画とはまた違うデザインでしかもマリア様?だ。そういえばニースの教会もキリストではなくてマリア様だったな。教会の詳しいことはわからないけれど荘厳な雰囲気で落ち着くところだ。そして教会見学のあとは教会のバザー会場でホットドックと紅茶のランチ。ホットドッグといってもスパイスがきいたカレー味のチキン。でもおいしい。そして出店の並ぶ道を歩いていく。ここもすごい人でおばちゃんにぶつかったりしてうまく歩けないし、たぶん気温が1~2℃高いぐらいの人ごみだ。150段ほどの教会に通じる階段の両脇に出店があってこの10日間でしか売ってないお菓子もあるそう。あとは子供向けのおもちゃを売っていたり、ナッツ類、シャボン玉、アクセサリー、レモンジュースを売ってるお店、なぜか腕時計が小さなビニール製バケツの中で水につかって売られてた。女の子用の帽子をかぶって帽子を売ってる人をみかけるとエルビラがすかさず「写真、写真!」というのでパチリ。
きっとこのフェアのあいだだけだと思うけど子供用に観覧車(いままでに見たことがないくらいクラッシックなもの)とか移動プチ遊園地もできていた。あまりにもクラッシックなデザインではっきりいってこわい。観覧車も振り落とされそうなものだ。「乗りたい?」って聞かれたけれどNo Thank you! でもせっかくの休みにわざわざバンドラまで連れていってくれたエルビラに感謝!楽しかった!ありがとう!

お祭りフィナーレ


10日間続いたGanapatiのお祭りもついにフィナーレ。最終日はGanesha神を連れてみんなビーチに行くそうで渋滞が予想されます。と外務省のメールに書いてあった。人出もすごいのでスリなんかに注意しましょう。と。午後になって例のダンサー達の音楽があちこちで聞こえてくるので外に出たくなるけれど夜がメインだからと我慢して部屋の掃除をして料理して、でもついに夕方6時前に我慢できずに音楽の聞こえるほうにひき寄せられるように出ていった。そしたらやっぱり音の大きさのわりにはこじんまりとしたダンサーグループで、な~んだと拍子抜けして帰ってきた。久しぶりに鶏肉を買ったのでかしわごはんを炊いてみた。うちのハシノさんのかしわごはんをイメージしていたらがっかりする味だったけど、久しぶりの米とできたてホヤホヤのごはんでまーヨシとしよう。
そしてあたりもすっかり暗くなった8時まえ、カメラを持って音楽が激しくなる方角へ。びーっくり!! ウチの近所にはこんなに人が住んでいるのかと驚く人出だった。ウチの近所はビーチに近いのでいろんなところから人がやってくるそうで必ずしも近所の人たちじゃなさそうだけどいままで見たことがない人の数だった。うん、東京の人の多さと違う賑わいだ。大濠の花火大会よりもすごい人。う~ん中国とも違う。なんだろう??とにかく警察もいっぱいだったし、ボランティアワーカーもいっぱい。大きなトラックに人がいっぱい乗ってるし、音もすごい。そしてGanesha神の車のまわりではお菓子が振舞われる。写真のおじいちゃん達とGanesha神はメインストリートに出る前に撮ったもの。左側に座ってるおじいさんが持ってるのがお菓子で見かけは天カスみたい(スミマセン)だけど甘い。そしてメインストリートで見たデッカイGanesha神のまわりではたぶんココナッツに砂糖をまぶした感じのものをもらった。写真も撮って満足したところでさー帰ろうか。と思ったら花火。天気もあまりよくなかったけれど花火を見れてよかった。しかし、、、、、この音楽と花火が夜中まで続いて家で音を聞いていたら1時まえまでダンサーの音楽が鳴っていた。明日からこの音楽を聴かないのか。と思うとちょっと寂しい。電飾もダンサーの音楽も渋滞も明日からはナシ。。。。。。

2008年9月13日土曜日

怒!


そういう日だったのかもしれない。日本に小包を送ろうとして昼休みを利用して郵便局にいったら送れなかった。火曜日に送ろうと思っていたらものすごい雨でとても行けなかった。水曜日も木曜日も雨だった。なので今日金曜日。ミーティングなんかでなかなか出られずやっとリキシャに乗ったのが1時半くらい。リキシャのドライバーはかなりフレンドリーでわからないって言うのにヒンディー語で話しかけてくる。時に運転しながら後ろを振り返って話してる。でも、目的地に着いたらなんと13ルピーなのに、100ルピーって請求された。きっちり13ルピー渡したら、10ルピー札を返すような素振りでもう1枚10ルピーくれと言う。最初は何を言っているのかわからなかったけれどdo(2)というのはわかった。すっかり無視してリキシャを降りた。ぬかるんだ道を通って郵便局へ。相変わらずわかりにくいところだなーと思いつつ2階のカウンターにいくと今日は何人かお客さんが椅子に座って待っている。窓口に立ってる人がいたのでその後ろに並んだら郵便局員はランチを食べている。先に待ってる人に「ランチしてる。信じられない」と言うと「5分か10分だよ。」「どこから来たの?」って言われた。日本じゃありえないねーと思いつつ記念撮影。
で、やっと郵便局員さんがカウンターに座ると後ろで待っていた人が順番を守ってるんだか守ってないんだか私の前に来て並んでる。ムカつくなーと思いつつ、座っていたとはいえ私より先に来てたみたいだからいいか。と辛抱強く待った。やっと箱を出したら受付時間の1時半をすぎたからまた明日来い。だって。ムカつく~~~~~~~!!!食い下がって、時間もないしリキシャに乗ってこないといけないし、今日出さなくてもいいから受け付けてってムキになって言ったら逆効果だった。絶対ダメって言われた。しょうがないから封書だけ出してまたリキシャにのって戻ると渋滞にはまってイライラ。暑くてイライラ。会社に戻って慌ててランチを食べてまたミーティング。これが長い。軽く1時間半は超えている。やっぱり今日はそういう日なんだ。あ~あ、今日はお気に入りのスターバザールに食料品の買出しに行くことにしよう!

カップヌードル


何もしたくないときMaggieのインスタント麺(日本のインスタントラーメンのスープがほとんどない感じ)に野菜炒めをのせて食べたりする。意外とインスタント麺もいけるのね。と思っていたら最近は味がやっぱりあわない感じでどうも受け付けない。第一にカレー味なんだもん。トマト味を買ってもベースはカレー味だ。カレー味の正体はマサラというスパイスのようだけど、、、。で、ついに発見!日清のカップヌードル!カップが日本のに比べると中途半端に短い。味はトマト。でもやっぱりマサラが効いてる。カップが小さいので味に飽きる前に食べてしまえる。ちょうどいい。アメリカにいたときもNissinのインスタントラーメンは見たし、たしかヨーロッパでも見たような。きっとアジアでは当たり前にあるんだろうな。そういえば宇宙食になったラーメンも日清?でも最近はHAKKAのEgg Noodle でナポリタンを作ったり、中華風に炒めたり。やっぱりちょっとでも手をかけたほうがおいしい。
  パンもなかなかおいしいものがない。家の近所にベーカリーを発見したので行って見たらクロワッサン、しかも日本のに比べてみかけが粉いっぱいって感じのばっかり。いろんな中身があるけどベースはインド風。マサラチキンともうひとつインドっぽいチキンを買って帰った。日本のパンが恋しくなる味だった。ノースカロライナでもパンやをやるとはやるだろうな~と思ったけどインドでもいけるかも。あのふわふわの日本のパンが食べたい。こちらではベーカリーもあるけどパンやさん?なのか自転車でパンを売りにくる。夕方と朝にチリンチリンと自転車のベルを鳴らしてゆっくり走ってる。自転車の両脇には大きなカバンが2つ、そして前と後ろにも大きなカバンにパンがぎっしり入ってる。でもそのパンは自家製とかではなくてスーパーで売ってるのと同じもの。今朝は突然雨が降り出してパンやさんが困ってた。木の下に自転車をとめて大きな袋にカバーをしてる。
トースターも持ってないし、オーブンも持ってない私。いつもフライパンでパンを焼いている。先にトースターを買ったほうがいいのかも。。。

2008年9月7日日曜日

文化の違い??



職場では半数以上の女性がパンジャビスーツを着ている。きっとみんなたくさん持っているに違いないと思うくらいあまり同じものを見かけない。それにしても色がカラフルなのだ。日本にいたらきっと思いつかないって思うような組み合わせもある。黄緑と黄色、オレンジ、ピンク、ブルー、いろんなグリーン、白、赤、かわいい花がらだったり、パターンだったり、スパンコールだったり、、、派手な色がよく映える。

そしてこれは文化の違い?と言ってしまっていいのかわからないけれど、、、大きな交差点を横切るのはインド人じゃなかったら至難の業だ。はじめて1人で会社側からショッピングモール側へ横断した時は軽く5分はかかった。信号待ちをしていると左折してくる車にひかれそうになってクラクション鳴らされるし、、なかなか信号はかわらないし、でも横で待ってる人はどんどん前に出ていって渡っちゃうし、反対側から渡ってくる人は自殺したいんじゃないかって思うぐらい直進してくる車やバスやリキシャ、いろんな車輪の乗り物に突っ込んでいく感じで渡ってるし。とても一人では渡れなかったのでとなりで待ってる人にコバンザメのようにくっついて横断した。すっかり慣れた今はまったく信号を見ない。信号を待っているとなかなか渡れないのだ。よく見ていると車も人もあんまり信号を見ていない気がする。もちろん渋滞するころとおまわりさんがいる時は信号守るのだけれど普通は信号より車が来てるか来てないかがポイントのような気がする。このまえ会社のチームで食事会へ行くためにその交差点を横断したときは同僚がシホサン~って私の手をひいて?渡ってくれた。気がつけば前から横断してくる男の子3人も手をつないで渡ってる。なかなか日本ではみかけない光景なのだ。
そしてこれは国民性だと言っていいと思う。TVをつけるとみんな歌って踊ってる。歌手や俳優はもちろん、インド版アメリカンアイドルならぬインディアンアイドル?では素人も歌って踊ってる。会社のヨコのショッピングモールに行けば、いい年した(失礼!)お父さんがカラオケで歌って、横では子供がインドぽい踊りを披露してる。カラオケとかステージとか、とにかくみんな大好きみたい。でも歌はお世辞にも「ウマイ!」と言えないレベルなのだ。同僚のエルビラが「ひどい!」って言うぐらい。しかも3階のフードコートまでつつぬけでごはんを食べながらおしゃべりができないくらいの音量なのだ。いやいやインド恐るべし。

お祭り


いまこちらはGanesh Chaturthiのお祭り期間まっただなか。10日間続くお祭りで、象の顔をした神様Ganeshが町に帰ってくるという日本でいうとお盆のような感じ?ムンバイで1番重要でカラフルなお祭りですとガイドブックに書いてある。とにかくどこもかしこも夜は電飾でキレイだし、日中と夜9時くらいはTVの音が聞こえなくなるくらい賑やかなのだ。今日日曜日はジムから帰ってきて昼寝でもしていたらこのすさまじいダンサーたちのダンスの音楽と爆竹の音で目が覚めた。音楽が近くに感じたのでトレーニング帰りのままの姿に日傘をさしてカメラを持って見に行った。音のすさまじさから行くとこじんまりとしたダンサーグループだったけれど写真を撮って、ダンサーグループの後ろには必ず車にのったGanesh神が花やスパイスで飾られているのでこちらもパチリとやっていたら車の後ろにいた奥様達においでおいでと呼ばれた。
え、いいの?って思いつつそばまでいって写真をとっていたら、なんと!食べ物をもらった。バナナとスナック、それと小麦粉??。「Ganeshがあなたにくれたのよ」って。感動~。見かけが違うから何かと目立つ私だけどヒンズー教徒ではないのも一目瞭然。寛大な人たちだ。そういえばシンガポールでヒンズー教寺院とイスラム教寺院を観光したときヒンズー教寺院ではみんなにっこり、ゆっくり見ていきなさい。って言ってくれたっけ。そんなことを考えながらアパートにむかって歩いていると物乞い?(とは思えないんだけど)の子供を連れた女性にその食べ物をくれ。って言われた。あげるべきかあげないべきかものすごーく悩んだ。せっかくGaneshにもらったのにあげていいの?でもいいことしないといけないような気がする。う~んんんんんんん。
物乞いは本当にどうにかならないのかと思う。小さなこどもが真っ黒になった手をだしてお金をちょうだい。って言う。たまに英語でGive One rupeeとも言われる。ボロボロの女の子用のシャツを着た男の子、ちいさな子供1~2歳の子はTシャツしか着てない。このまえ国立公園に行ったときに物乞いの子供たちにいろいろせがまれて困っていたら同僚が「荷物に気をつけて」って物乞いの子供達と反対側にひっぱってくれた。ここでも見かけが違うからか、かなりターゲットになっていて知らない顔をしていたらおもいっきりつねられた。ひどい!!でもこの子供たちだけでもインド政府は保護できないんだろうか?と思う。あまりの数の多さにできないのかわからないけれど、この子供たちは一生物乞いから抜け出せない。抜け出すための教育も受けられない。そのことをエルビラに言ったら「インドでは物乞いは一種の産業だって言われてる。」と。彼女はホームレスの子供たちに勉強を教えたことがあるそうで小さな子供たちはすでに反抗的な言葉づかいでじっと授業?を聞いていられないらしい。勉強に集中させようとすると15分もしないうちに眠ってしまったり、とにかく教育の前のレベルのようだ。この貧困層がなくなればインドはもっと発展するんじゃないかと思う。どうなんだろう??