2009年12月20日日曜日

Elvira独身最後のウィークエンド


筋肉痛で右腕が上がらない。眠っていても腕を動かすと痛い。イタタタと眠りながらも左手で右腕を持ち上げて痛くない位置に戻す。でも重いものを持ったわけでもなく、運動をしたわけでもなく思い当たることがない。よくよく考えると5,000人もの顧客データをチェックし、一文字、二文字を付け加える単純作業を1日、1~2時間、2日間かけてやった。きっとEnterキーのたたきすぎだろう。なんとも情けない筋肉痛だ。

昨日、土曜日はかねてからの約束で、エルビラとバンドラへ買い物へ出た。エルビラは来週26日の土曜日に結婚式を控えていて、自分で「独身最後のウィークエンドだ~」とちょっと興奮気味。しかし、日頃のエルビラを見ていると、いつものごとく忙しく、いつものセリフ「もー怒った!」を連発しているし、いつものごとく夕方になると「セブプリ?」と声をかけてくれる。結婚するなんて信じられない。なんといっても、本人も「結婚するなんて信じられない~」んだそうだ。
インフィニティモールの前で待ち合わせて、いざバンドラへ。朝、メイドさんが8時前にお掃除にやってきたので眠い。しかもおなかすいた。リキシャに乗り込むと同時に「おなかすいた。」というとじゃあ、まずスナックを食べてから買い物しよう!ということになった。しかし、リキシャの中でおしゃべりをっしていると、エルビラもお腹すいたようで、やっぱりランチが先ね、ということになり、ビリヤニといえば「Lucky」というほど有名なビリヤニレストランへ。パリパリのマサラなんとかを食べ、チキンビリヤニ、そしてデザートのフィルニー。イスラム教徒のビリヤニ、フィルニーはおいしい。おなかもいっぱいになったところで、まずはCottonsへ。エルビラは決断が早く、いつも見事な買いっぷりである。Cottonsでも、ものすごい数のトップを試着なしで決めていた。私も決断は速いと思っていたけれど、エルビラにはかなわない。私はクリスマスプレゼントにいくつか服を選んでCottonsを出たらなんと所要時間30分。次はクリスマスのミサのときに着るドレス。そしてシルバーのブローチに姪っ子の靴(結婚式用)いろいろお店をまわったけれど、どこでもエルビラは決断が早く見事な買いっぷりだ。そして一緒にいろいろ歩いていると、なんとなくバンドラの地理がつかめてきた。それにしてもすごい人である。インド恐るべし。

 
そして夜はVashiオフィスのNおみさんとChinaGateへ中華料理を食べに行った。久し振りの中華。いつものごとく食べ過ぎたけれど満喫!ワンタン、春巻き、BBQそして蓮の葉につつんだごはん(ちょっとこれはイメージと違った)。おしゃべりして、おいしいごはんを食べてバンドラを後にした。休みの日にこんなに外に出ていたのは久しぶりだ。Nおみさん、こんどはゴールデンオーキッドに行きましょう!

 
そして、木曜日は会社で第2弾Potluckランチをした。楽しかったし、おいしかった。ゆきさんの巻き寿司がおいしかった~~。ラシカはわさびがお気に入りで、今度、買ってきて~と言っている。しかし、サトヤジのソーセージはちょっと怖かった。なんといってもレンジでチン!とやってるところに遭遇し、「実はフライパンで炒めてないんだ。だって昨日の夜はお店が閉まってたから今朝買ってきたんだよ。レンジでも大丈夫!しほ、食べるよね?」と言われた。「う~~~~~ん、そうだねぇぇぇぇぇ。」と返事に困っていると、チンッ!とレンジが鳴った。空腹のサトヤジはその場でソーセージを1本小さくカットして「ほれ、しほ、食べろ。」と言う。意を決して1口食べると、あれ、おいしい。そのあと、お腹をこわすこともなく、無事なので良かった~。ベジパスタ、チキンフライ、シシカバブ、ベジシズワンライス、ダヒなんとか、ベジのスペシャルディッシュ(名前忘れた~)、デザートはチョコチップアイス。夜ごはんも入らなかった。最近、よく食べている。太りそうでこわい。。。。明日から気をつけよう。

写真はLuckyのマサラなんとか、そしてエルビラとチキンビリヤニ、ゆきさんのお寿司、そしてPotluckランチのひとこま。メガネをかけた男の子がサトヤジ。そして、ルチタとニルジャ

2009年12月13日日曜日

SUSHI


火曜日の夜、仕事のあとに40分ほど時間をかけてバンドラ地区のレストランGlobal Fusionsへ行ってきた。日本人スタッフ御用達のレストランで、お寿司の食べ放題がある。お寿司といっても日本のお寿司とは違って日本の魚で、銀シャリ、とはいかない。どちらかというと巻きずし、ノースカロライナUNCCのカフェテリアにあった巻きずしを思い出させるお寿司だ。エビや生の魚がのったものもある。しばらく酢めしを食べてないので、かなり懐かしい味でやっぱり食べすぎた。誘ってくれたファイザさんは日本語ペラペラのインド人女性である。社交的でかわいい人だ。ご主人と日本に何年かいたそうで、そのときに日本語をマスターしたらしい。この日はご主人とご主人のお友達、そしてVashiオフィスのしゅんすけくんとあつしさんの6人で食べて、おしゃべりして仕事の疲れもふっとぶひとときだった。
食事のあとはファイザさんご夫妻がバンドラ地区を案内してくれて、ボリウッドスターの豪邸見学。意外と身近にボリウッドスターがいるのねーと驚く。インド映画界の大御所、シャールク・カーンの豪邸はイギリス時代のバンガローを改築したものだそうで、さすが大御所、とても豪華なのである。豪邸見学の後は以前Elviraと行ったマリア様の教会へ。築200年ぐらいの教会で、なかなかの貫禄だ。楽しい夜だった。


最近、朝晩、冷えるようになってきた。でも日中は30℃以上。この気温差がたまらない。ノドが痛くなってきたので食事を少し多めにとるようにした。といってもカレー味はたべたくないので極力パスタかにゅうめんとか食べるようにしている。このまえ買った日本米を炊こうとしたら、なんと圧力鍋のおもりがない。あんな重いもの落ちたらわかりそうなのに、でも、どこにも落ちていない。私1人しか住んでいないのにどこにいったんだろう?ナゾだ。ごはんが炊けないのでインド米でピラフを作ってみたら意外とおいしかった。簡単ピラフご紹介。
・バスマティライス 150g
・水 170cc
・ピーマン(赤、緑、黄)、とりにく(私はベーコンで代用)、ズッキーニ、玉ねぎ、好みで適量
・トマトソース(リコッタチーズ入りがおいしいと思う)
・チキンブイヨンもしくはうどんだし
・塩、こしょう、適量
・パルメジャンチーズ
1.米をといで、野菜を切っておく。
2.フタ付きフライパンでお肉、野菜をよく炒める
3・野菜が炒まったら米を投入、さらによく炒める。
4.トマトソースを大さじ3くらい入れて炒めた後に水とチキンブイヨンを入れる。
5.フタをして弱火で15分、火を止めたら15分くらい待てばふっくらピラフ!
パルメジャンチーズをかけてできあがり。


朝30分ちょいでできるお弁当メニュー。インド味がよければ、トマトソースのかわりにビリヤーニミックスを1/2入れればインド味ピラフ。インドのお米は簡単にたけるのでらくちん。

そしてこの前は春巻きを作ったらおいしかった。持ってきた春雨大活躍だ。しかし1人で食べるのでなかなか消費できない。10本もできてしまったので翌日オフィスへ持っていったらなかなか好評でした。写真はファイザさんご夫妻とお友達、しゅんすけくんとあつしさん。そして春巻き、そして、ハイパーシティで1袋400ルピー(800円ぐらい)もする井上のちゃんぽん。野菜たくさんとイカで山盛りできた。

2009年12月6日日曜日

Anuja、結婚おめでとう!


先週日曜日はAnujaの結婚式だった。片道3時間かけてShraddaと出かけてきた。6時間の道のりで結婚式は2時間ぐらいだったかな?遠かったけど、楽しかった~Anujaはとても綺麗だったし、初のマハラシュトラスタイルの結婚式だった。Anujaは22歳かな?日本の平均結婚年齢からするとすごく若い花嫁だ。でもインドでは最近でこそ(ムンバイとか都市部だけだと思う)結婚の平均年齢があがって24~5歳なんだそうだ。考えてみると平均寿命が60歳ぐらい。男女の平均寿命があまりかわらない国なのだ。日本の80歳ぐらいの平均寿命と比べても早く結婚したほうが良さそうだ。インドは広く、生活格差があるのでなんとも言えないけれど。。。一緒に行ったShraddaは現在23歳、25歳くらいで結婚するんだそうだ。5日間ぐらいかけて結婚式をするそうで、場所はJaipur(ピンクシティと呼ばれていて美しい町だと皆が言う)。こちらも楽しみな話だ。

 そしてAnujaの結婚式。先週書いた通り、道に迷って遅刻したために最初のセレモニーが見れなかった。3時間かけて行ったのにとても残念な話である。しかし、すごい人だ。町中の人が参列しているかのようだ。(インドは人口が多いのでそんなことはないと思うけれど。。)結婚式会場に入るとすごい人で、とにかくAnujaに到着したことをアピールするために前に進んでいく。マハラシュトラスタイルの衣装だ。このマハラシュトラスタイルのサリーというか、衣装はお婿さんのお母さんが用意するんだそうだ。ちがったけ?おばさんだっけ??とにかくいろんな慣習がある。Anujaの控え室に入っていくとすでに次の衣装に着替えているところで忙しそうだ。とりあえず、お母さんに挨拶して控え室を出るとこんどはお父さんが、「Shiho-sanだねー」と声をかけてくれた。パッと見が違うと楽である。お父さんは日本の会社に勤務していて、日本びいき、とみた。日本に出張もあるそうで、このまえは尼崎に出張していたそうである。「ありがとう」と日本語で言われてびっくりした。そして衣装をかえたAnujaを待つがなかなか出てこない。Shraddaが「あくびしたくないのにあくびが出る~」と眠そうだ。なので少し動くことにした。あちこちに移動して写真を撮る。そのへんの子供と一緒に写真を撮ったり、床に色のついた砂で綺麗な模様をつける飾りを撮ったり、、
そしてやっとAnujaとAjit登場である。ベージュがベースカラーのサリーにゴールドの模様が入ってとてもゴージャス。Anujaによく似合う色で綺麗だ。ステージに立った花嫁、花婿と一緒に記念撮影が始まった、しかし、すごい行列でなかなか順番が来ない。やっとステージにたどり着いて記念撮影。楽しいひとときだった。日本の結婚式とはまったく違って、ファミリーというか、地域の人がみんなでお祝いをしている感じでとてもアットホームな結婚式だった。おめでとうAnuja!


  最近、またもや胃の調子が悪くてカレー味というかスパイス味に疲れてきた。それでも毎日必ずマサラ味を昼食か夕食前のスナックで食べている。ブツブツと顔に出来てきた。なので家では日本食かパスタとかカレー味でないものを食べるようにしている。今日はユキさんにわけてもらった味噌で味噌汁を作ってみた。やっぱり日本食がおいしい。米もインド北部で栽培された日本米を買ったので、インド米よりモチッとしておいしい。しかしこの米、脱穀は地面にたたきつけておこなうそうで結構ゴミが混ざってる。まー、インド米よりおいしいのでいいか。
そしてユキさんの味噌。お母さんが日本から送ってくれたそうで貴重なものである。ちょっと前にユキさんのお母さんが大きな段ボールで郵送してくれたのだが、ユキさんは関東出身、家庭の味が違うので、うち、博多からの荷物と違う。食材なんか大きく違う。とっても驚いたのが日本酒が入っていた。ユキさんはかなりの酒豪のようだ。そしてわけてもらった寒天ぱぱのカップスープがおいしかった。寒天ぱぱと言えば寒天粉しか知らなかったので新たな発見である。最近は帰りが遅いのでカップスープは夕食に重宝した。ユキさん、そしてお母さん、ありがとうございます!

写真は上からマハラシュトラスタイルの式。Anujaのご両親と。2枚目はShradda、たくさんお客さんがいてサリーも色とりどり。そして新郎新婦と。ベジの食事。結婚式ではベジの食事が普通なんだそうだ。そして新郎新婦の席。花びらがちりばめられる。


お子様たちと。一人はチャイナドレスを着ている。


Shradda.彫が深くて美しい!


新調したインドドレス

2009年11月29日日曜日

Party Crashers


朝起きるとCNNをつける。アンダーソン・クーパーのファンで360°という番組を見るためだ。たまにおもしろくないネタだったりするけれど英語も聞きやすいのでとりあえずCNN。水曜日の朝はホワイトハウスの招かれざる客のニュースでもちきりだ。こういうご時世で、招待されてないカップルがインドの首相夫妻を招いた国をあげてのディナーパーティに紛れ込めたなんて、シークレットサービスにとっては恥ずかしい話だ。テロリストだったら大変だ。Forbsの世界で最もパワフルな人々の第一位、アメリカ大統領である。なんでもこのカップル、TVのリアリティショースターになりたいと言っている人なんだそうで、別に危害を加えようと思って紛れ込んだわけではない。だから笑える。インドの新聞は皮肉っぽく、Open Houseと書いている。もし、シークレットサービスがきちんと仕事ができないようなら、アフガニスタンとパキスタンのタリバンのことなんかできるはずがない、んだそうだ。しかし、この2人、罪にはとわれないのだろうか?今朝のCNN解説者は別に器物損壊とかやったわけではなく、パーティに紛れ込んで写真をとっただけだから別に罪に問わなくてもいいんじゃないか?と言っていた。これだけお騒がせしたのだから重罪でなくても罪になるのではないか?と思うのは私だけ???
 

 いよいよ、日曜日はAnujaの結婚式。インド式結婚式は2回目だけれど、マハラシュトラ(ムンバイがある州ね)スタイルは初である。先先週、Anujaが招待状を持ってきてくれてから、はりきってサルバルカミーズを新調した。今回はジャケット付き、ビーズがたっぷりついたショッキングブルーである。この明るいブルーにオレンジのビーズがついてボトムは明るい茶色。日本では思いもつかない組み合わせだ。でも結婚式はカラフルでないといけないそうでお店の人にも断然勧められたのでそれにした。しかし、最後の1着、Mサイズしかなく、補正が必要だ。サイズをはかってもらって2~3日でできるから。と言われたけれど、仕事が忙しくてなかなかとりに行けず、前日の土曜日、やっと入手した。会社に持っていくと、上の階のジェシュリ―がイヤリングとかネックレスはどうするの?大きな目立つのにしなさいよー。とオレンジ色のピアスを貸してくれた。タクシーも予約したし、当日を待つばかりである。きっと15分は遅れるだろうからと15分の余裕をみて、9:45に予約をしたら、なんと時間どおりにやってきた。結婚式会場のDombivli Eastまで1時間半の予定だ。途中、Shraddhaを拾っていくとしても、12時27分開始の式には余裕だ。しかし、インド、やっぱりうまくいかない。
Taxiに乗り込むとガソリンが少なくなってるマークが点滅している。大丈夫なのかな?インドだから点滅してても満タン。ということか???と思っていると、Shraddhaを拾う前に、突然ドライバーが2分ね。と言ってガソリンスタンドに入っていった。なんじゃそりゃ。と、リキシャなみだなーと思っていると、車のバンパーをあけている。なんと、車はルノーだったけれど、ガソリンは横のガソリン口ではなくて前のバンバーをあけて入れる仕組みだ。なのでリキシャと同じところに並ぶのね。軽油である。そして、Shraddhaを拾うまでにあちこちウロウロしてやっとShraddhaに会う。そこからが長かった。1時間半、というのはどうも私の住んでるところからではなくて、Sharaddhaの家から1時間半かかるらしい。12:27の式がかなり微妙だ。TAXIドライバーに12:27から開始だからと急いでもらって、よし!間に合う!と思ったら会場がわからずまたウロウロ。結局、式には間に合わず、式の最後の写真を撮っているところから入っていった。ほんの15分くらいだったのに、、、。残念。しかし家を出てから約3時間。Anujaは毎日その地域から通勤している。驚いた。とても遠い。

結婚式は来週に続く。

写真は給油中のタクシー、2枚目がShraddha.

2009年11月22日日曜日

ひさびさの


来週の日曜日に結婚式に招待されたので、どうしても今週土曜日にシティにお買いものに出ないといけない。お昼過ぎにメイドさんが来てくれるので早めに出ることができない、しょうがない。結局、洗濯したり、TVを見ていて3時過ぎに家を出た。マリンドライブのAnohkiが目的だ。お祝いに何か見繕うつもりだ。もし余裕があったらコラバのFabindiaにも行ってみよう。とアパートの前からリキシャをつかまえようとすると立て続けに乗車拒否にあう。どうもリキシャはアンデリ駅には行きたくないようだ。(翌日新聞でわかったのだが、アンデリ駅でイベントがあっていて、政府の偉い人が来て警備が厳しかったらしい)やっと1台リキシャをつかまえて乗り込むと結構渋滞。ようやくアンデリ駅について、そういえば列車に乗るのは1か月ぶりだなぁと思いつつファーストクラスの切符を買う。ようやく、列に並ばなくても買えるようになった。いつも駅では切符を買うのにすごい行列で、ファーストクラスは並ばなくて、並んでいる人の横からファーストクラス!と言えばいいのだが、なかなか、並んでいる人達の前に行って切符を買うことができなかった。1年半ぐらいにしてやっと前に進み出て買えるようになった。インドに馴染んできたということか。。。。そして目的のチャンニロード。家を出てから軽く2時間近くたっている。適当に汗をかいて目的のお店につくと、ひさしぶりでデザインも柄もすっかりかわっていた。ウキウキしながら端から順番に見ていく。バンドラのCottonsよりおしゃれだ。生地もしっかりしている。かわいいワンピースがあったので試着してみると、大きい。Sサイズなのに。。。長さも中途半端で諦めた。補正をしてもらえばいいのだが、そこまで気力がなかったのでSarong(パレオ)を1枚、オフィスでの冷え防止に選んでワンピースは大きかったのでトップを1枚。そして目的のお祝にクッションカバーのセットを購入。かわいいバスローブがあったけれどここは我慢してお店をあとにした。
とてもコラバのFabindiaに行く気力はなく、バンドラで途中下車をしてシシカバブサンドでも食べて帰ろうかと考えたがそれも面倒で、ちょうどやってきたアンデリ行きの普通列車に乗り込む。不覚にも女性専用ファーストクラスを待つ位置を間違え*、男性、女性ミックスのファーストクラスに乗ると、なんと、椅子の幅が違う。女性専用ファーストクラスはとても狭くて、向いあった座席の幅も狭く、お向かいにすわった乗客とヒザがぶつかりそうなのに、このミックス車両の乗客はほとんど男性で座席と座席の幅が広い。ファーストクラスの座席も多く、断然、女性専用ファーストクラス車両より快適なのだ。しかし、まわりの乗客が男性ばかりでちょっと変な感じだ。う~む。


やっとアンデリ駅に着くと、あー、帰ってきたーとホッとしたのもつかのま、今度はリキシャがつかまらない。どのリキシャもすでに乗客を乗せている。どうやって捕まえたらいいんだろう?とトボトボ歩いては止まって手をあげてみるがどのリキシャにも乗客がある。お腹もすいて、こんなことなら、バンドラでシシカバブサンドを食べてくるんだった。。。とショッピングのウキウキもすっかり消え、どこまでまっすぐいけばいいのかわからず、心細くなりつつ歩いていると見慣れた標識が、、。あってるあってると安心するも、つかれて足も痛い。ちょうど見かけた教会でも写真に撮っていると、ようやく1台リキシャを見つけた。疲れて家にたどり着くと8時半。お店1件しか見てないのにこの時間。やっぱりお出かけはエネルギーがいるのだ。すっかり疲れて食事の用意をする元気もなく、クニに送ってもらったインスタントそばでディナーとした。そば、うまい!

*ファーストクラスは2等クラスに比べて料金が50ルピー(100円)ぐらい高い。しかも長――い車両のほんの少ししか女性用ファーストクラスがない。ホームにファーストクラスの目印があるのだけれど、あまり電車に乗ったことがないのでマークを見間違える。あー間違った~と思っても走る気力もなく、きっと走っても間に合わないのでミックス車両に乗ると、座席は快適だけど、ジロジロ見られて居心地が悪い。

写真は上から、アンデリ駅、右上に見える大きな看板はインドのTVドラマの宣伝。次は電車。赤のななめ線が入っているのが女性専用にファーストクラス。緑は女性専用2等車両。最後はマリンドライブ。意外とムンバイもすっきりきれいなところがあるのだけれど、とにかく遠い。いや、距離はたいしたことないはずだが、電車は時間がかかる。

2009年11月15日日曜日

The Smile Train


ここ何日かTVの調子が悪い。雑音が入ってよく聞き取れない。そういえば、サイクロンの影響で雨が降って以来だ。南米に住む妹が雨の日はインターネットの調子が悪いと言っているのを聞いて、なんで?と思ったものだが、今は理解できる。しかし、こちらは雨があがっても調子がよくない。もー文句言おう、と思いつつ、今朝は雑音が入らないインドの国営放送をつけてみた。そうすると口蓋裂のこども達の番組があっている。そういえば2008年のアカデミー賞で賞をとったSmile Pinkiというインドが舞台のドキュメンタリーがあったっけ。この映画は見たことがないけれど、このTV番組にもこのPinkiのことが出ていたのでほぼ同じ内容なんだろう。インドでは貧しい地域で口蓋裂を持って生まれてくる子供が多いらしい。この口蓋裂の原因はまだわかっていない。妊娠12週(だったと思う。)あたりに何か起こっているらしいが、定かではなく、遺伝もあるのだとか。貧しいから手術をうけられず、学校にも行けない。ひどい子供は口蓋に大きな裂け目が入っており、うまく話すこともできない。他の子供からもからかわれる。病院の受付といっても青空診療で赤ちゃんを抱いているお母さんがBihar州出身だと言っていた。Bihar州はインド国内で、もっとも識字率が低い州だ。この口蓋裂に関する知識も低いのだろう、口蓋裂の赤ちゃんが生まれると夫から出ていけと言われたとか、夫側の両親や親類は赤ん坊を見にもこないんだそうだ。そして口蓋裂は母親のせいにされる。印象的だったのが手術を待つ子供に1人1人、医者なのか、カウンセラーなのか、担当者が声をかける。唇が治ったらどうするの?男の子は1日中クリケットをして遊びたいと言っていた。口蓋裂のせいで他のこどもたちの仲間に入れないんだそうだ。でもその担当者は1日中遊ぶんじゃなくて学校に行くんだよ。としきりに子供に言っている。どの子どもも学校に行くように言われていた。もちろん、両親も子供たちが学校に行けるように登録するよう、そして口蓋裂はお母さんのせいじゃないことを教育されている。重度の口蓋裂の男の子は自分の顔を鏡で見れないと言っていた。治ったら鏡を見れるよ、と励まされ泣いている男の子に担当者はどうして泣くの?これから手術をうけると鏡を見れるようになるし、学校にも行けるじゃないか。ホロッときた。
  先週の新聞で、ムンバイの平均月収はインドの平均月収の約2倍ぐらいになる。と書いてあった。しかし貧しい地域では1か月の平均収入が3,000ルピー(6,000円ぐらい)に届かないそうだ。そしてムンバイの人口の2人に1人がスラムに住んでいる勘定だそうで驚いた。スラムドッグミリオネアの子供たちも大袈裟な話ではなさそうだ。カースト制度がなくなってもいまだに人々の生活には色濃く残っている身分制度。アンデリのオフィスでお掃除の担当として毎日来ている男の子はとても人懐っこい性格でよく働く。しかもよく気がくのである。英語を習いたいと向学心も高く実はこっそりエルビラに毎日英語を習っている。いつも、この子はオフィスボーイになれないのだろうか、と思う。まー今アンデリオフィスには5人もオフィスボーイがいるので人数的な問題かもしれないが、頑張ってほしいなーと思う。英語が話せるようになったら、お掃除じゃなくてもっといい仕事があるに違いない。スタートが違っても頑張れば報われる社会になればインドはもっとかわると思う。いい方向に変わっていってほしい。

今朝、新聞を買いに出かけたら警察の車が空き地の横に停まっている。いつもいないのに、テロ警戒か?でも駅も近くにないしな??と不思議だった。そして午後3時。またボーッと窓から外を眺めているといつになく警察が出ている。何人かの警官が固まって立っているなーと思っていたら、消防車も来た。そしたらその警官のかたまりへ何人かの消防士も加わった。変だな?と思っていると1人の警官がうすい黄色のビニールシートのようなものを持って私の部屋から見える緑の茂みに入っていった。そう。死体である。私が住んでいるアパートの隣の敷地なので1階だったら見えないけれど、4階なのでバッチリ見える。ビニールシートがかけてあるので本当に死体かどうかわからない。でも警官が野次馬たちを追い払っているし、すごい匂いなんだろう、鼻と口をタオルで隠している、そしてついにビニールシートがとられたが遠くてあまり良く見えない。どうやら女性のようだ。布のように見えるのはサリーなんだろう。殺人か自然死かわからない。前も自然死と思われる女性の死体を道端で見た。眠っていると思っていたその女性は不自然な格好でハエがたかっていたので死体だとわかった。ダニエルが身よりがなかったり、埋葬代がはらえなかったりで道端の死体のひきとりがないからちょっとした社会問題なんだよ。と言っていたっけ。ご冥福をお祈りします。

写真は上からAnuja、11月の最後の日曜日が結婚式で結婚式の招待状とチョコレートをわざわざ持ってきてくれた。楽しみ。久々の再会で楽しかったし、ジェラートもおいしかった!2枚目はインドで初、プリンを作ってみた。卵と牛乳のプリンとはまったく違う味だけど、ちょっと懐かしい。今度は本物のプリンにチャレンジしたい。

2009年11月8日日曜日

過剰サービス?


仕事のシフトが変わってから、体調もなかなか上向いてきた。まず、いままでよりよく眠っているので、土曜日、日曜日に家でダラダラとすることも減ってきた。外に出ようという気になってくる。しかし、まだ、長時間の外出はつかれるので、なかなかムンバイの繁華街、シティに行く気にならない。かなえちゃんに教えてもらったお洋服やさんに行きたいのだけれど、まだ電車に乗って出かけるのはねー、だけど、行きたい、でも遠い、でも行きたいと、昨日はすごく悩んで、結局、近場のショッピングモールに出かけてきた。リキシャで20分ぐらいのモールで、父の誕生日プレゼントと本が目的。ブラブラと服や食料品を見て、コーヒーを飲んで、2時間弱の外出に満足。さー帰ろうと、リキシャを1台とめる、乗っていた若い女の子が料金を払うとリキシャドライバーは「バ~イ」とにっこり、なかなかフレンドリーなドライバーである。さー、行先を告げ座席に落ち着くと、知っている限りの英語で「Very pretty」といって自己紹介を始めた。で名前を教えると握手を求めてくる。運転中に後ろを振りむて握手である。こわい。わかったわかった、と手を差し出すと握手のあとにブチューッと手の甲にやっている。げーーーーっ、前見てよーと思わず叫んだ。「What is your country?」といろいろ聞いてくる。うるさいなー、実年齢をバラそうか、と思う。結局、このドライバーは道をよく知っていて、あっと言う間にアパートに着いた。そしてまた握手である。すると、今度はぶちゅ、ぶちゅ、ぶちゅーとやっている。思わず、足をバタバタして手をひっこめた。リップサービス?もここまでくれば迷惑だ。「Very Pretty」と言ってもサングラスをかけている。顔なんかわかるはずはない。きっとこっちの「Pretty」は露出度ではないかと思う。昨日は黒のタンクトップをきていて腕がばっちり出ていた。こちらの女性はあまり肌を露出しないのでそれが目安なんだろう。こんなに、フレンドリーというか過剰サービスのドライバーがいるかと思えば、まっすぐ、右、左と指示をしても返事も、頷きもしないドライバーもいる。顧客サービスという考えがまったく感じられないインド市場で、今回のドライバーは珍しくフレンドリーだ。以前の馴染みのリキシャドライバー以来だ。

  日本の顧客サービスに慣れていると、インドでの店員の対応はなんとかならないのかと思う。しかし、なかには商売人だなーと思う店員さんもいるのだ。Infinity mallのIsavoraというインドのお洋服店のおじさんが、これまた、商売人なのである。これもどう?このくらい、30分で補正できるよ、これも着てみたら?といろいろと試着させてくれる。いろいろ聞かなくても次から次にこちらの要望に答えてくれる。なかなかの商売人である。以前、ブルーノート福岡へ、ピーボ・ブライソン(Beauty and Beastとアラジンの歌を歌っていた黒人歌手)を聞きにいったときに、その歌手が赤いバラを何人かの女性の聴衆に配っているのを見てうちの母が、「あの人、商売人ねー」と言っていたのを思い出す。母の商売人とは、その人の職業において、顧客満足に努めてまた来よう(買おう)と思わせる人である。商品や、サービスがあふれているからこそ、その精神が売上に繋がるのである。だからいかに顧客の要望を理解するかがポイントだ。インドの会社において、日本人顧客を相手に商売しているが、カスタマーサービス部で顧客満足度を知らない人々とやっているとハラハラする。でも、最近は、わからないのなら、それでもいいのかもしれない、だってインドの会社なのだから、、とあきらめ気味だ。


昨日の夜にテレビでDeath of a president (邦題は大統領暗殺)という映画をやっていた。楽しみにしていたのに、半分くらいで眠ってしまって、気がついたときには次の映画にかわっている。おもしろかったのにーーーー残念~と思っていると今日早速再放送をやっていた。おもしろかった。なかなか深い。しかし、当の大統領在職時に実名でその大統領が暗殺される映画を作ってしまうところは、やっぱりアメリカすごいなーと思う。なかなかブッシュ大統領はいい人に描かれていたけれど、ご本人が黒ぶちの写真で大きな花輪の真ん中に飾られているのを見るのはどうなんだろう?と思う。出てくる実在の人には許可をとっています。と書いてあったけれど。。。2006年公開版と2009年公開版がある。どっちを見たのかはわからない。でもお時間あったらぜひ。

写真はVibhaと。柄違いの同じデザインのクルタで。2枚目はVibha、現在の上司、そして以前の上司(赤トレーナー)。最後は昨日の夕食。バターチキンとバターナン、ガーリーックナン。やっぱりナンはおいしい。

2009年11月1日日曜日

無頓着


もともと食べ物の賞味期限に無頓着だったけれど、インドにきてさらに無頓着になった。賞味期限よりも自分の鼻が頼りなのである。茹でて冷蔵庫に常備しているホウレンソウが、もうダメかもしれないと思いつつタッパー容器のフタをとると「あら、まだたべれそう!」とクンクンにおいをかいでみる。おー、まだいけるじゃないか、ラッキー!と、ホウレンソウをつかむ。ヌルッとした。やっぱり食べられない。大好きなパルメジャンチーズにいたっては、いつも愛用しているスーパーでは手に入らないので月に1度利用するかしないかのスーパーに買いに行かなければならない。めったに来ないしなー、と、奮発して大きめのボトルを購入する。(300ルピー=600円ぐらいする。インド製スライスチーズが12枚くらい入って80ルピー=160円ぐらいなので結構な高級品なのである)とにかくたっぷりパスタにかけて食べるのが大好きでジャブジャブかけて食べていたら3回目ぐらいからチーズの出が悪くなった。それでもぶんぶんボトルをたたいて使用していた。次に食べる時に「ちょっとかき混ぜてみよう」と思ってフタをとると青くカビがしているではないか。げげげーっ!まだ1か月もたってないのにー!とハイパーシティ(スーパーね)をうらめしく思いつつも、でもブルーチーズもあるしなー、食べれないかなーと考えてしまう。まったくの食いしん坊ぶり。もちろん、まだたっぷり残っていたパルメジャンチーズは泣く泣く捨てました。。。
このハイパーシティ、輸入食材が結構あって嬉しい。近所のスターバザール(TATA)もキレイでいいのだけれど、イタリアのトマトソース(瓶)(SACLAがお気に入り)、カマンベールチーズ、豚肉類が手に入らないのでたまにハイパーシティに買い出しに出かける。今日、久々に買い出しに行くと、Japan Fairをやっていて、インドの日本食輸入業者Maido Indiaが日本食を販売していた。なんとおにぎりせんべい1袋、175ルピー=350円、300g味噌がなんと975ルピー=約2,000円で目が飛び出そうになった。ちょっとひかれたゆず胡椒は680ルピー=1,360円。そうそうクニコさんに送ってもらった井上の棒ラーメンは1袋800円だった。ちょど居合わせた日本人駐在員さんみたいな人が2袋買っていて、インド人販売員さんに「まいど。」と言っていた。


結構な仕事量で土曜日も何時間か出勤して働いていると新鮮に腹がたってきた。どうして私だけこんなに働かないといけないのか、しかも昨日は本来の業務以外のことだ。わかってはいる。日本語だからインド人上司にはわからない。人員も足りていない。しかし昨日は本当に腹がたったのでついついスターバザールでたまたまみつけたLe Cordon Blue (Academie D’art Culinaire de Paris)のイチゴジャムを購入。小さな1瓶320ルピー=640円。ささやかなストレス発散なのである。しかもおいしい。きっとコルドンブルーのイチゴジャムなんて日本じゃもっと高いに違いない。しかし、インド製リンゴとシナモンの瓶づめは70ルピー(140円)である。贅沢。おまけにインド製ワインも買ってすっかりウキウキなのだった。給料日後とはいえまったくもって無頓着なストレス発散だ。まーもともと母親似の計画性のない性格である。うちの母は野菜がいくらで高い!とキャベツ1個節約しても高い鍋セットを買ってしまう人である。しかもアメリカ人友人に「ショッピングモンスター」と言わしめた人だ。母ぐらいの豪快さはないにしても立派にDNAに計画性のなさは刷り込まれている。


ここ2~3日、暑い。きっと35度くらいになっているに違いない。昼間リキシャで出かけると以前は涼しかった風がもあ~んと暑い。信号なんかで止まろうものなら汗をかく。こういうときは冷たいそうめん!とひさしぶりにそうめんだしを作ってみた。もちろん、みりんもないのでほんだし、うどんだし、さとう、とキッコーマン醤油という、いたって簡単そうめんだしなのだがしょうがをおろして冷たいだしでそうめんを食べるとなかなかいける!暑いときはそうめんよねーと思う。くにこさんのそうめんだしと青じそが恋しくなった。

写真は上から同じ部署のVibhaが30日で退職、11月半ばにはアメリカに行ってしまう。Vibhaとはいろんな話をしたし、仕事も教えてもらったし、、本当にさみしい。2枚目はVibhaのケーキカットのときにEvelyが貸してくれたインドスタイルピアス、ずっしり、豪華!3枚目はそうめん!やっぱり日本の麺は最高!!

2009年10月25日日曜日

かわいいお客さん


Diwaliの土曜日、ブログでも書いているとピンポーンと誰かがやってきた。食べ物をオーダーしたときぐらいにしかならないベルが土曜日の午前中だというのになっている。なんだ??出てみると濃いブルーのサリーを着た女性がDiwaliのお菓子を持って立っている。まわりには近所の子供がうじゃうじゃ遊んでいる。何か言われたけれど、ヒンディかマラティで何を言っているのかわからない。すかさずお向かいの女の子に「なんて言ってるの?」と聞くと「Diwaliだから来た」みたいなことを言ってるらしい。で、「どうしたらいいのか教えて」とその子供に聞くとそのサリーを着た女性にヒンディかマラティで聞いている。6~7歳にして完璧なバイリンガルだ。感心して待っていると「お金がいるんだって」と言われた。なーんだ、Diwaliのときにいつもビルのお掃除をしてもらっている人にお金をあげてたなーそういえば、と思ったが、ゴミ収集の人、本人ではなかったのでわからなかった。お金を渡して、通訳をしてくれた子供にヨックモックのクッキーを渡して、またブログにとりかかった。それからしばらくすると、またピンポーン!今日はよく鳴るなーと思いつつドアを開けるとさっきの通訳をしてくれた女の子とその兄弟か従兄が3人Diwaliのお菓子を持って立っている。
「Happy Diwali!!」と言ってホームメイドDiwaliのお菓子をくれた。なんだか嬉しい。前日の夜に仕事から真っ暗な部屋に帰ると、お隣とお向かいでは親戚が集まっているようでにぎやかだ。お向かいのおじさんも上等のクルタを着て楽しそうにお隣と往き来している。なんだか日本のお正月を思い出してホームシック気味だったのでかわいいお客さんが来てくれてうれしかった。ちょっとウキウキしながらまたブログの続きをやっていると、またもやピンポーン!ほんとに今日は多いなーとドアを開けると今度は、ハト退治をしてくれたお隣のお母さんと双子ちゃんとその弟が立っている。またもや「Happy Diwali!!」と握手をしてくれてまたホームメイドのお菓子をくれた。すごい!実はあとでこのお菓子を食べてみるとお隣のお菓子がすごくおいしかった。家庭ごとに異なる味で楽しい。こちらもすかさず写真を撮らせてもらう。

  そして午後に会社に行くとプージャといって小さな祭壇ができていて取締役夫妻とグルというのか日本風に言うと和尚さんみたいな人がいて祭壇の前でいろいろ儀式をやっている。仕事をしていると読経?が始まった。聞いていると日本の和尚さんと変わらない気がする。違うのは途中で歌がはいるのと袈裟を着てないぐらいだ。そうかやっぱり仏教はインド発祥なんだな。とヒンドゥの儀式を聞いているのに変に納得した。信心深いわけではないので、取締役においでおいで、とその部屋に手まねきされた時は困ったが、やっぱりここでもヒンドゥ教は懐が深いと思う。そしてその儀式のあとはスペシャルSweetsが配られた。Sweetな1日だった。


Diwaliの前に東京の子会社のカオルどのがムンバイにやってきた。カクタスで働いて1年ちょい。よくメールや電話で話をしているものの、実際に会ったことがなかったのでとても楽しみにしていた。アンデリ本社での勤務のときには私のアパートに泊まることになった。私が話好きなので、東京のマコトさん曰く、「眠れないだろう」という予測のもと、ついにカオルどのはやってきた。土曜日の夜に私のアパートに着いてからずーっと明け方4時、5時までおしゃべりをして、明け方のコーランの放送を遠くに聞きながら眠るという、いきなり予測大当たり!の出だしで翌日はお買いもの。バンドラとタウンのお店にお洋服の買い物に行きまたおしゃべり。バンドラのCottonsでお買いものをして電車に乗ってタウンへ、Fabindiaのカフェでカフェラテとチョコケーキを食べてまたお買いもの。そしておしゃべり。毎晩2時ぐらいまでおしゃべりをして朝7時半から働いて、、、楽しかった。

 さて、カオルどのはイスラエル、南アフリカ、そしてオーストラリアでの就労経験がある。なかなか旅慣れていて、うちにお泊りにきたときにも準備万端で驚いた。しかもうちに来る前に宿泊していたアパートのベッドで虫に刺されても、ちっとも驚いた様子もなく、想定内だったそうで、これまた驚く。さらによく聞くとパキスタンからイランへバックパッカーの経験もあり、パキスタンでのバックパッカー期間中に5人のバックパッカーが殺されてうち1人は日本人だった。という話を聞いてまたびっくり!なんともすごい経験の持ち主なのだ。影の社長と言われるのもうなずける人なのである。かおるどの、今度は日本でおしゃべりしようね。


写真は上から、お向かいのお子様たち。小さいほうの女の子によく助けられる。部屋に閉じ込められたときにも彼女が助けてくれた。次がお隣の双子ちゃんとお母さん。3枚目はお隣さんにいただいたDiwaliのお菓子。そしてオフィスに作られた祭壇とオフィスボーイの方。最後は(影の)社長、カオルどのCottonsの前で。

2009年10月18日日曜日

Happy Diwali!!

今日10月17日からはヒンドゥー教の新年、Diwaliだ。昨日、金曜日にはオフィスでChaatパーティがあった。このDiwaliにむけてオフィスでは3日にわけて催しものがあり、水曜日はFish Pondというゲームというかイベント、それぞれが思い思いのメッセージを職場の同僚に書いてあとで読み上げるもの。Danielが優しいメッセージをくれた。そして木曜日はレトロデー。70~80年代のファッションでオフィスにやってくるという日だ。70~80年代とはどんなスタイルなのか?手持ちの服がたいしたものではないのと特に準備をするほどエネルギーと興味がなかったためフツーのインドで買ったトップにカプリパンツで、これまたいつもの格好で行ったら「どうしてフツーなの?」と声をかけられる。しかし、すごい。みんなかわいい。レトロデーの写真はMumbaiOyofukuで。写真は見事ベストドレッサー賞を射止めたDarrel.この写真をブログに載せると、家族や友人からシホはインドで大丈夫か?と心配されるんじゃないかと言っていた。そして金曜日はChaatParty. みんなサリーなんか着ておしゃれしてくる日だ。私はアルパの結婚式のときに着たサルバルカミーズで行くと、Dishitaがビンディをつけてくれた。(3つめの目という意味で2つの目だけでは十分でないからだとか。。。みけんのあたりにつける)みんな新調したサルバルカミーズかサリーを着ていておしゃれだ。朝から写真を撮りあってガヤガヤと賑やかで仕事にならない。急ぎの仕事を片付けて写真を撮ってまわる。去年も思ったけれど、みな、自分の色を知っていて人それぞれとても良く似合った色だ。私の秘かな審査?ではやっぱりアルパのサリーが一番かなー。でもルチカのグリーンと赤のサリーも良かったし、ルチタのお姉さんのサリーはとても高級なもので美しかった。ルチタは夕方にはジーンズとTシャツに着替えていて、こっちのほうが動きやすいし、お姉さんの大事なサリーを破いたりすると大変だから、、と言っていた。ジェシュリーも夕方にはいつものインド服に着替えていて、こっちのほうが動きやすいし、サリーはカーテンを身体に巻きつけてるみたいで良くないと言っていた。自分でサリーを着るのも難しいし、動きにくい、とは日本の着物のようだ。では、アンデリオフィスのみなさん。
やっぱりトップはAlpa、いつもおしゃれだけれど今日はまた一段と華やか。

受付のCyanna、豪華なサリーで刺繍も細かい。黒を選ぶところが今風のような気がする。

経理のDishita、足首につけるアンクレットがかわいい。お気に入りにようで特別に足を見せてくれた。

Jaysh、Dishita、Sharddha、Sharddhaのサルバルカミーズはお母さんが生地を選んであつらえたもの。前日木曜日に出来上がったホヤホヤ。

Agnishaと。私のカメラで撮ると太ってうつる。と言っていた。すかさずDishitaが太っているのは写真も一緒だと言っていた。

Evelyn、Vibha, Sharddha,Evelynはいつもモダンなおしゃれだ。赤のサリーはとっても彼女らしい。Vibhaはサリーの着付けができるので、いつも助けをもとめられる。

レシュマとDishita,仲良しの2人。レシュマのプンジャビスーツは生地が豪華で刺繍が細かい。色とデザインと彼女らしい。

アカウンティングチームのお二人と。シャルマジおじさんはよくおやつをくれたり、インドのことを教えてくれたりやさしい。Jayashreeはいつも静か、でもにっこり笑ってくれる。

ニルジャとJayash,オレンジとオレンジにはさまれて人参みたい。

前日のベストドレッサー賞のDarrel、この3人の色、白、オレンジ、グリーンはインドの国旗の色。

Hfiza、いつもかわいい。細かいデザインが好きで、よく、それかわいいね。と言われるものがすべて日本製。

ルチタ。お姉さんの結納品のサリー。とても豪華で美しい色もルチタによくにあっている。

ラシカ。ラシカも豪華なサリーで孔雀の模様がかわいい。

みんな豪華!

経理の男の子。おしゃれ。

経理チームとITチームのレナール。

VibhaとYumiko。

ニレイと6階の校正者。

Valeny、いつもかわいくて元気なValeny。

ルチカ。ルチカらしい色合いのサリー。

ヤスミン。パールとあわせて素敵でした。色もヤスミンカラー。

ファイザさん、日本語ペラペラの彼女。いつもおしゃれ。

ジョリーンとジョリーンのママ。2人は顔も話し方もそっくり!