2009年5月31日日曜日

突然ですが、、、、帰ります。


二転三転したアパート探しもようやく落ち着いたようだ。ようだ、というのはまた土壇場で何か起こるかもしれないと思っているからで、鍵をもらうまでは信じない。今回、契約更改ができないから引っ越しをしろと突然5月も下旬になって宣告され、決まるまでは今のところにいれるからね。と言われていた。でも、突然、今のアパートのオーナーが1か月延長を断ってきたそうで、とにかく早く出ないといけないらしい。しかもこのまえ承諾したところに入れるかどうか、日曜日にならないとわからないそうで、総務のおじさんの休暇にひっかかってしまう、。なので違うところに決めないといけないらしい。また金曜日の忙しいなかアパートを見に行かなくてはならず、ぐったり。でも今日決まったと聞いたのでほぼ決定なんだろう。でもまだ信用しない。鍵をもらうまでは!!!ベッドとか入れてもらってからの引っ越しなので来週まんなかあたりかな。。。何も起こらなければ、。引っ越し。あー憂鬱。

そして帰国も決まった。これも二転三転したけれど6月13日から3週間。ビザがうまく更新されれば7月4日にムンバイに戻る予定。過去にビザの延長をできなかった人がいるのでなんと片道キップで帰る。真剣にi-podのスピーカーを持って帰っておくべきか悩む。小さいので持って帰れるもんなーもしビザがおりなかったらいけないもんなーとか考えたりして、、、。Aiさん、どうでしょうかねー??Aiさんも片道キップで帰ったのでしょうか?
みう先輩、お洋服は持って帰ります。なのでもう少し待っててくださいねー!

とにかく、今週もいろいろあってぐったり。。。いったいいつ普通の生活になるのか、、新しいアパートに引っ越しをしたらしばらく、生活に慣れるまではいろいろと大変だ。でも日本に帰れるしな。博多山笠まではいれないけれど、、(いや、ビザ次第では見れるかも、、、ふふ。)

今日はインド人にもうけたジャパニーズカレーをご紹介。インド在住でカレールーがないときに簡単に作れます。
材料(1人分だったら3食分ぐらい):
ひき肉(ビーフがいいと思うけど私はチキンしか買えないのでチキンのミンチ)150gぐらい
じゃがいも 小2~3個
にんじん 小1本
玉ねぎ 大きめなら1個
トマトピューレ(もしくは生トマト)200ccのパック入りを使ってます。
バター(25gから50gぐらい。多いほうがおいしいと思う)
小麦粉
レッドチリパウダー
ターメリック
ガラムマサラ
チキンブイヨン 3個ぐらい。(私は日本から持参したうどんだしも入れる)
水 適当
1.野菜をきって深めのナベでにんにく、オイルでお肉と炒めておく。十分にいたまったら火からおろす。
2.小麦粉大さじ2杯くらいとレッドチリパウダー(お好みで加減してね)、ターメリック、ガラムマサラをそれぞれ大さじ2杯ぐらいずつ、よく混ぜておく。小さめお鍋か小さめフライパンにバターをとかします(中火)。(焦がさないように)完全にバターがとけたら混ぜ合わせたスパイスと小麦粉を投入しよくいためます。ちょっと粘土っぽいぐらいになるか、パラパラになるかぐらいでよーく炒める。ホワイトソースを作る要領で水を少しづつ加えてのばしていきます。
3.2.によく火がとおったら野菜をいためた鍋にいれ、トマトピューレ、チキンブイヨンを入れて野菜がやわくなるまで煮込んだら塩で味をととのえてできあがり。
30分くらいでできるジャパニーズカレー。見かけは日本のカレーに似ているけれど、味はインド味。トマトが多いと酸味が強いので塩かチキンブイヨンでごまかしてください。

同僚のフィアンセと電話で話しているときに、ジャパニーズカレーを作ってると言ったら発音が悪すぎたのか電波が悪かったのか?チャパティカレーと新たな食べ物のような名前をつけられていました。でもその彼も気にいってくれて、ビーフだともっと味がでるだろう。とするどい指摘もうけました。ビーフなんて買ったことがないけれど、どこに行ったら買えるんだろう?

写真は上から、2週間半の休暇があけて戻ってきたダニエル。日焼けして別人のようになっていた。そしてビシュワナートの新車バイク。

2009年5月24日日曜日

おなかいっぱい~


今週、モンスーンの予告雨が降った。この予告雨のあと10日以内にモンスーンシーズンに突入するらしく憂鬱な気分になっていたらインド人同僚はそうでもないらしい。モンスーンに入ると少し涼しくなるのでみんな、どちらかと言うとモンスーンが待ち遠しい感じだ。確かに食欲も落ちるぐらい暑いけれど雨よりマシだ。と私は思う。去年、モンスーンシーズンまっただ中にインドにやってきて、お気に入りのカバンにカビがはえたときは「もー帰りたい。」と思った。とにかくジメジメ度がすごい。そして今年は6月末だか7月初めだかに大潮にあたるらしくそのころに大雨が降ったらムンバイは水没するらしい。4~5年前にもムンバイ大洪水があって、その時、私の生活圏、アンデリウエストは大水で大変だったそうだ。まったくもって憂鬱になる話だ。クニの、そんなところ早く帰ってきなさい。が聞こえてきそうだ。

ヒマだヒマだと嘆いていたら、今週はバカみたいに忙しかった。朝早くから夜遅くまで会社にいたので夜ごはんもオーダーをして同僚と食べた。家で一人で食べるより楽しい。しかもエルビラと2人で食べていると他の同僚もやってきて味見、味見!となるので賑やかだ。そして土曜日。隔週出勤の土曜日は忙しくないので、みんなでランチをオーダーする。今週はチベット料理。バンブーライス、ガーリックヌードル、チキンバンブーライス、チキンフラットヌードル、ミートボールグレービーにチキングレービー、大人数でいろんな種類を食べられる。エルビラがこのチベット料理やのおじさんと顔なじみなのでエルビラがオーダーをする。普通だったら1時間くらいかかる配達もエルビラのオーダーだと30分ぐらいで配達してくれるので上お得意様だ。1人100ルピーの予算で7人なので700ルピー分、ヌードルが2つ、ごはんが2つ、ベジタリアンにノンベジ、グレービー、、あーでもない、こーでもないとオーダーが決まらない。やっとオーダーして楽しみのランチ。やっぱりいつもより多く食べ過ぎた。。。7人で食べると賑やかで話も尽きない。写真をとっていると、ブログの話になってこのランチの写真をみんなが待っているので今日は写真が多め。この楽しいランチも7月から週休2日になるのでなくなってしまう。ちょっと寂しい。

契約更改に伴って、アパートの契約も更改だと思ったら、そんな簡単ではなかった。残念ながらこのまま同じアパートで契約ができないそうで引っ越しをしないといけない。せっかく慣れたこの生活もまた1からやりなおしだ。馴染みのリキシャドライバー、いつも声をかけてくれた近所のおばあちゃん、私を見かけると走ってきたおむかいの子供、馴染みの野菜や、電話やの私担当のお兄ちゃん、ヨーグルトやのおじちゃん、水の配達、とにかくまたエネルギーが要る。仕事も微妙だし、これはインドから撤退しろ。ということなのかもしれない気がしてならない。いつまでたってもチャレンジなのである。あと1年。気が遠くなるけれどチャレンジしていくんだろう。やっぱりあと半年にしてもらうか、、、なんて考えたりして、今週はあまり眠れなかった。とにかく疲れた。

写真は上から、火曜日のディナー、土曜日のランチ、そしておなかいっぱい食べたにもかかわらずセブプリのおやつも、、、。

2009年5月16日土曜日

アドベンチャー??


パスポートの更新のため、ムンバイの日本領事館に行かなくてはならない。5月13日水曜日午前11時に予約を入れて朝はのんびり出かけることにしていたら、前日の夜、仕事の電話を1本忘れていたことに気がついた。Yすけくんにメールをしておこうと思ったらインターネットに繋げない。夜20時ぐらいだったので早速電話やに料金をチャージしに走る。でもすぐには使えないので、しょうがない、翌日は9時過ぎにオフィスに寄ってから領事館にいくことにした。当日朝、会社に行くまえにお金をおろしにATMに行きパスポート代を出金していたらカードが戻ってこなかった。インドではよくあることらしいけれどまさか自分のカードがこんな日に、こんな事になるなんて!焦って銀行に電話をして話をしたら、何を言っているのかよくわからない。もー、カードを止めたいだけなんだーと主張すると今度はむこうが何言ってるかわからない。と言う。すっかり汗びっしょりになってなんとかカードを止めた。新しいカードをもらうためにはどうしたらいいのか会社に行ってからアルパに聞いてみよう。

前日、アルパとエルビラが、さんざんGrant Rd駅からはTAXIに乗ってこう言うんだよ、電車の切符はファーストクラスを買うんだよ、切符売り場は行列だろうけど、ファーストクラスは並ばなくていいからねーと教えてくれていたのに私が会社に現れたのでアルパが驚いている。とにかく電話とそのその他モロモロを済ませてから駅のホームにたどり着くともう11時。領事館の優子さんに遅れる旨を連絡して領事館には12時くらいには着くな。と予想した。初めてのGrant Rd駅。駅の前に牛がいたり、魚を売ってる人がいたり、なかなかローカルな駅だ。TAXIの運転手にJapanese consulateに行きたいと告げるとわからないみたいで乗車拒否だ。次のTAXIのおじちゃんもわからないらしい。横で携帯をかけていたおじさんに日本領事館って説明して~と助けを求めて無事タクシーに乗り込んだ。運転手も通行人に道を聞きながらついにそれらしきところにやってきた。高層ビルとそのビルの麓には瀟洒な建物が並んでいてイタリアの国旗も見える。坂を登りつめてタクシーを降りるとウオッチマンのおじさんにどこに行くのと聞かれたのでJapanese Consulateと告げると、Japanese Consulateは今留守だよーと言う。予約してきたけど。。と言うとじゃあ行っていいよ。26階だよ。と、、ムンバイに26階建ての建物なんてあるんだなーと思いつつ登っていく。エレベーターを降りると普通のマンションだった。えー何か違うなーと思いつつピンポーンとやってみた。メイドさんが出てきた。そう!実は日本領事館ではなくて、日本領事のだった。えーーーーーーーっ!領事は留守ですよとメイドさんに言われて、ありゃ、これは違う。。。と間違えました、オフィスに行きたかったーと言うと親切に住所を教えてくれた。まったく私が間違ったわけじゃないのにーもーーーーーっ。あの運転手めーと思いつつ、どうやって行けばいいんだろう?と途方にくれる。領事館の優子さんに電話をして道を聞くけれどまったく初めての土地でよくわからない。とにかく通りの名前をもう一度聞いて再度タクシーに乗り込む。しばらく行くと、ムンバイ市内をはじめて観光したときの観光スポットを通ってそれらしき方向に来たような気がする。4~5人の現地の人に道を聞いてやっと辿り着いた。厳重な身の回りチェックをうけてやっと優子さんにも会えた。すべて終わって、ランチスポットも教えてもらって領事館を出るともうすぐ2時になろうとしている。会社に行かなくてはならない。まずい!ランチも食べず、すっかり疲れて会社に戻るとみんな、インド式をイメージしているのか、パスポートは大丈夫だった?問題なかった?と聞いてくる。日本領事館はまったく問題なかったけれどたどり着くまでが大問題だった。と事の顛末を話すと大笑いされた。他の同僚は、シホ、カードがなくなったんだって?お金大丈夫?と聞いてくれる。もうみんな知ってるのねー。あー恥ずかしい!オフィスに戻って思ったけれど、やっぱり日本領事館ばりのいわゆるオフィスで働きたいなーと昔が懐かしくなった。鳩がいるビルはちょっとねー領事館は庭もあって、静かだったし。。。アンデリの喧噪とリキシャに、あー帰ってきたなーと思った。

写真は上からアンデリ駅のキオスク、そしてチャーチゲート行きの普通電車。この人が微妙にはみ出た状態で電車は走っていく。最後はパスポートをうけとってやっと手続き完了の記念に領事館の前でパチリ。

2009年5月9日土曜日

フルーツの季節


最近は少し落ち着いたけれど、少し前まではかなり暑かった。CNNでもニュースになるくらい、インドの真ん中あたりでは47℃を記録し、首都デリーでは43℃とやっていた。いまはやりの豚インフルエンザ菌も溶けてしまいそうな勢いだ。でも、果物がおいしい時期なのだ。とくにアルフォンソマンゴーはおいしくて毎日1個は食べている。このマンゴー、今年は小ぶりだけれど去年より甘いそうだ。最初は1箱(12個)500ルピーとかで売っていて高いなーと思っていたけれど、最近は6個135ルピーで買っているから出始めたころの半値だ。このマンゴー食べ切れなかった分は凍らせるといいそうでさっそく冷凍してみた。これでシーズンが終わっても食べられる!そしてメロン。いわゆるマスクメロン。リヤカーに山盛りにおいてあるので横を通るとメロンのいいにおいでついつい足を止めてしまう。それとスイカ、こちらのスイカは中国で見たような横に長い、ラグビーボールサイズのスイカ。1人ではとても食べきれないなのでまだ買ったことはないけれど、たまに同僚のを味見すると、これがまた甘い。でもこの果物たち、なかなか買うのが難しいのだ。スーパーのはおいしくないので露店で買うのだけれど、野菜の露店に比べて、フルーツ露店は外国人値段を要求されることが多い。もしくは古いやつを買わされたりする。なので甘くておいしいフルーツを適当な値段で買うとおいしさ倍増で嬉しい。

4月から節税対策?としてミールクーポンをもらうことにした。食料品や食べ物の配達とかで使える金券だ。75ルピー、50ルピー、35ルピー、20ルピー、10ルピーとある。嬉しくて行きつけのスターバザールで早速使ってみると、計算が大変で使いにくい。どうして端数の5がつくんだ??なので適当にちぎって渡してあといくら?と聞くようにした。そうするとレジの人が計算機で計算してくれる。インド人は数字に強いと聞いていたけれど、こちらで生活してみるとあまりそう思わない。食料品や雑貨の値段の計算はうちの妹のほうが早い。たまにリキシャドライバーなんか10ルピーも多くおつりをくれたりする。同僚も計算弱いから、、とよく言っているし。。。。おととい近所の小さめスーパーで買い物をしてクーポンを使っていると後ろに並んだおばちゃんが一緒に計算してくれて助けてくれた。「このへんに住んでいるの?」と聞かれたので「NEHAだよ」と言うと、「この前も見たよ。郵便局で。」と言われた。そこで思い出した。パラグアイに荷物を送るときに「South America」と書いたほうがいいよ。と怒りにますます火をつけてくれたおばちゃんだ!!http://shihomumbai.blogspot.com/2009/03/no-problem.html世間は狭い。。。。

インドでの生活ではかなりトラブル発生率が高い。しかし、インド人同僚はトラブルと思っておらず、次は何をやらかしたのか?と面白半分、最近は何かないの?と聞いてくる。そういえばまた事件があった。水漏れの次はアパートに閉じ込められたのである。鍵を忘れて出かけたのではなく、鍵は持っていた。なぜなら朝会社に出かけようとしているときだったからだ。部屋から出られないのだ。とにかくドアが開かない。びくともしない。朝はオレンジジュースかラッシーを飲むだけなので力が入らない。せっかくジムで鍛えた筋力もいかせない。天井の扇風機を止めているので暑い。しかも遅刻だ。指の皮が膨れるぐらい頑張ってもダメだったので冷静に考えてみた。1階に住んでいるので外を見渡す。(窓から出入りしたいところだけれど、インドの家の窓には鉄格子がついていて窓からの出入りは無理。) 少し離れたところで車を洗っているビルのお掃除の人を見つけた。「Excuse me! Excuse me!」と朝から叫ぶ。英語がわからないのでなかなか振り向いてくれない。やっと気づいてくれたので手招きして窓のところまで来てもらう。「Can you open the door?」と身振り手振りで家の鍵を渡す。そうするとその男性は不思議そうに鍵を自分の胸ポケットにしまって、また車を洗い出した。ちがーーーーーう!!また「Excuse me! Excuse me!」と叫んでもっと大げさにジェスチャーしながら訴える。やっと理解してくれたらしく部屋の前まで来てくれた。鍵をさす音がするので戸をバンバンとたたいて「just push it!!」と叫んだ。で、やっとドアがあくと近所のおばちゃんが立っている。あれれれ?すると鍵を渡した男性はそのおばちゃんの後ろに控えめに立っていて、「英語がわからないもんだからねー」とおばちゃんが言っていた。あーありがとう!ありがとう!と何度もお礼を言って会社に行った。馴染みのリキシャドライバーが、今日は遅いなーと思ったに違いない。10分遅刻でオフィスに着くと、それでもオフィス1番乗りだった。。。。いいんだろうか???

写真はマンゴー、マスクメロン、そして海老フライ。パン粉が日本のに比べると細かいのでなかなか思うようにならなかった。タルタルソースも作ってみたけれど、日本で食べるのとは違う海老フライだ。やっぱり日本のパン粉がいい。

2009年5月4日月曜日

あらたに、、、


4月末で仲良しの台湾人インターン生、エンジェルがインターン期間を終えて台湾に帰国する。一緒に夕食を作ったり、遅くまでおしゃべりをしたり、楽しかったのでちょっと寂しい。韓国人インターン生のケイトは支社に移動になるし。なにかとさみしい4月末。そんな中、以前、この会社でインターンをしていた女の子がムンバイに旅行にやってきてオフィスに遊びにきた。現在はIBMで働く彼女、すごくフレンドリーで楽しい人だった。1年半ムンバイにいてカクタスで働いたそうで、「またムンバイに住みたい?」と聞いてみると「躊躇する。。。」と、、、、1年延長の話をしたものの本当に良かったのか???と不安になってしまった。エンジェルもやっと帰れる!と言ってたしなー。でも2年目だから少しは楽しめるかも、、、とちょっと前向きに考えてみるけれど。。。。

なかなか気分もすぐれず食欲がなかった先週。エンジェルたちとランチに行ったり、4月末で辞めた2人の同僚のためにチームディナーがあったりと結構イベントがあった。チームディナーに行く途中、2人の同僚と歩いてお店にむかっているとひょんなことから選挙の話になった。この2人は投票に行かなかったそうで、理由を聞いてみると、投票したってインドはかわらないからだそうだ。票はお金で買えるし、、、とも言っていた。いまだに身分制度の名残が色濃いインド。詳しいことはよくわからないけれど、世襲制の仕事から抜け出すのは簡単ではないのかもしれない。リキシャの運転手の子供はリキシャの運転手になる。とYすけくんが言ってたっけ。インドに来て思ったのは、家族の結びつきが強いということと、地域の結びつきが強い。女性の地位が低い。そして情報量が平等ではない。ということ。会社の男性同僚たちはとても親切であまり女性の地位が低いと思わせることはないけれど、たまに、ちょっとした発言に驚くことがある。ちょっとした発言が男性優位ベースのもとになされていたりすると、あーインドだなーと思う。ちょっと神経質になりすぎなのかもしれないが、そういう発言を聞くとがっかり、ひいてしまう。そういえばKなえちゃんが、公衆のトイレが普及してないのは女性蔑視だと言っていた。言われてみるとカフェでもトイレがなかったりする。なので女性にとって外出は大変なのだ。そして情報量。今はインターネットがかなり普及しているので地域、インド以外の情報を入手するのは簡単だけれどもそのインターネットを使えない人が多い。自分の地域、国以外のことを知らないとなかなか好奇心がわかず変われないと思う。変わらないほうがいいこともあるし、はたして変わったほうがいいのかどうか、どっちがいいのかはわからない。家族や地域の結びつきなんて日本では希薄になってきているし、その結果の弊害もある。逆にインドの人たちは家族、地域の結びつきが強くて人情味ある人達だ。アメリカにいるときに、私の友人たちはなんて精神的に豊かなんだろう。と思っていた。インドでは豊かというより人間味あふれる人たちだな。と思う。順番を守れず列の途中に割り込んでくる人など油断もスキもないけれど注意をしたら引き下がったり、私のただならぬ怒りのオーラを察してどうぞと譲ってくれたり、巧妙に言い訳したり、、なんだか怒る気力もなくなるほどケロリとしたもんだ。妙に好奇心旺盛で、ときどきシャイで、ときどきずうずうしくて、素直で、面倒みがよくて、、、人間味あふれる人達なのだ。

世界では豚インフルエンザが取りざたされているけれど、インドでは昨日の時点でまだ感染者は確認されていない。最近、インドの真ん中あたりで気温47℃と報道されているのでインフルエンザ菌も繁殖意欲をなくすに違いない。なんて思っているけれど、どうだろうか。インドのスパイス、ターメリックは殺菌効果があるそうなのでターメリックパワーでインフルエンザなんて予防できたりして、、、ちょっと違う?

写真は上からなかなか美味しい中華料理やさんでケイト、エンジェルと。真中は4月末で退職のニキータ、ナターシャのケーキカット。最後はインド初のチキンバーガー(Wimpy)