2010年2月12日金曜日

帰ります


突然ですが、帰ります。現在ムンバイの国際空港で飛行機を待っているところ。大変だった12月末からアッという間に1月が過ぎ2月。4月の半ばまで福岡から夜だけ働く予定。4月14日にムンバイに戻ります。
1年半もムンバイにいるとインドのペースにも結構慣れたような気がする。インドだもんねぇ。と諦めがつくようになったし、逆に日本の会社のスピーディな反応に驚く。福岡に帰ったらどう思うんだろうか?
日本帰国前の1週間はとにかくバタバタだったけれど、週末はコラバ(ムンバイの中心地)へお買い物に行ってよく歩いて、笑って、食べて、買い物した。ムンバイで生活しているとちょっとカフェラテでも飲もうか、、と思ってもリキシャに乗って出かけないといけない。なかなかカフェラテなんか飲む機会がない。福岡みたいにちょっと天神を歩いてじゃあコーヒーとはならないのである。なので、コラバに行くと、ショッピングしてちょっと休憩!とファブインディアの2階にあるカフェでゆっくりコーヒーでも飲んでまた買い物しようか!と楽しいのだ。
今回のショッピングはルチタ、ジェシュリーの3人で、まずはファブインディアでお買い物とお茶。そしてコラバへ移動して露店で値段交渉をしながら買い物。インド式パンツを買おうとすると、すかさずルチタがバーゲンしてくれる。250ルピー(約500円)と言われ、あ、そう、この前よりちょっと高いなーと思っているとルチタが170ルピーまで値段交渉してくれた。お買い物は楽しい。そしてGUCCHIとロゴの入った黄色のカバン(1,200円くらい)。ルチタがとても気に入ったけれど値段を下げてくれなかったので、じゃあいいよ、と次の露店に進む。そしてひととおり見てしまうと、派手に飾りつけをした馬車での観光をすることになった。とても恥ずかしい。白塗りの馬車に風船や造花が飾りつけてあって観光客でにぎわう地域を進んでいく。恥ずかしいからやだー、と言うとルチタが楽しければいいんだと本当に乗ってしまった。そう言われれば楽しければいいよねーと思ってしまう。すっかり観光客になって写真を撮る。そして、それじゃあ帰るか、と駅に戻るためにタクシーに乗り込むと、突然ルチタが「あの黄色のバッグが買いたい!」と言い出した。戻るか、どうするか、と悩みつつ、とりあえずまたコーヒーを飲みながら決めることになった。コーヒーを飲んでエネルギーをチャージした3人は結局コラバに戻ることにした。お買い物第2弾である。2人はそれぞれ何を買うかターゲットを決めている。シホは何を買うんだ?と言われて特に思いつかないなーと言いながらコラバに戻ると、前から行きたかったCurio Cottageを見つけてアクセサリーを購入。結局2度目の買い物をシホが一番満喫した。夜遅くまで楽しかった!



翌日はバンドラ地区へ最後のお買い物。そしてルチタのおうちへお邪魔した。パニプリをするので食べにおいでと言われて買い物のあとにお邪魔したのだけれど、とても素敵なおうちだった。お父さん、お母さんも、おばさんも気さくな人たちで、弟がとてもおもしろい。そしてこのパニプリ。道端で売っているスナックなのだが、ルチタの家では道端で食べ物を買うな、と教育されていてこのスナックも家庭で作るのだ。やはり水が悪いので道端の食べ物は避けたほうがいいらしい。シホはよく道端のスナックを食べているのでインド人のルチタより強いと言われた。そしてパニプリ。中が空洞のボール状のプリにインド味に調理されたじゃがいも、スプラウト、ブンディを組み合わせて詰めて、パニプリマサラとミント、コリアンダーで味付けされたスープを入れてパクッといただく。ちょっとスパイシーでおいしい。日本の手巻き寿司を思い出した。家族で好きな具をつめて食べるのは似ている。楽しくておいしいひとときだった。インドではダイニングテーブルにお皿を並べて食べることが少ない気がする。1人1皿で、いろんな食べ物を盛って食べるのでソファーに座ってそれぞれ足の上にお皿をのせるか、片手でお皿を持って右手で食べる。これがなかなか難しい。でも、家庭の味、パニプリは本当においしかった!結局、今回も食べ物の話で終わるのだ。


写真は上から、紙がなくて手のひらにヒンディでShiho Itoと書いてもらった。入れ墨だ!と書いてくれた友達は大喜び。お礼に漢字で腕に名前を書いてあげた。そして2枚目はショッピング。コラバ地区で恥ずかしい。。。3枚目はルチタの家でご馳走になったホームメイドパニプリ。そして最後はかわいい姪っ子と。