2008年9月28日日曜日
考え中
リキシャに乗ってる間にたまにブログのネタを考える。まだムンバイにきて間もないころは、リキシャドライバーはちゃんと目的地に遠回りせずに連れて行ってくれるのだろうか、この道であってるのだろうか、あ~ぶつかる~!!、とか、小心者の私は気が気でなくて乗車中に何か考える余裕なんてなかった。でもいまはボーッとリキシャに乗っていることもある。たまに違うところで右折されそうになって右折途中に“No~”って叫んで強引に直進させたり(危険!だけどリキシャドライバーはうまく直進してくれる)することも。朝はよく日本とインドの違いを考える。仕事に行くまえに今日も経理関連のやつがあるな~とか日本語訳があるな~とかを考えるのでインド人と日本人との違いを痛感しながらう~ん。。。とブルーになったり、今日は忙しいな~と思って仕事モードになったり。ほんの10分ほどの乗車時間にいろんな事が頭をよぎる。気分もジェットコースターなみに上ったり下ったり。
リキシャで通勤していると朝はだいたい15ルピーから20ルピーぐらいかかるので毎朝20ルピーを用意して乗っている。リキシャのドライバーによってはスーパー早く会社に着いたり、遠回り?になって20ルピー超えたり。早く着くぶんには嬉しい限りなので20ルピー以下でも20ルピー渡すようにしている。まーだいたいコインのおつりを持ってないこともあるのだけれど。中には本当に運転がうまかったり、英語がわかったり、顔なじみだったり(滅多に同じドライバーに遭遇することはないけど)、親切だったりするドライバーにはいくらかかっても(20ルピー以下ね)20ルピー渡すようにしている。中には面倒で、もしくはデコボコ道がイヤなのか遠回りするドライバーがいるのでそのときは1ルピーもまけてやらないことにしている。たかが1ルピー(約2.5円)か2ルピーぐらいと思うのだけれどドライバーによってはすごく感謝されるし、私が降りた後も(きっと神様に感謝の)お祈りしていたりする。そうそう、たまにこちらが1ルピー持ち合わせてないときはおつりないからいいよ。って感じで負けてくれるドライバーもいるのだ。
ムンバイに来た当初はドライバーによってはメーターに細工をして料金がバンバン上がるようにしているリキシャもある、とか、遠回りされたりするとか、いろいろ聞かされていたのでかなり警戒して乗っていたけれど結局だまそうとしている人はごく一部でその人にあたったら交通事故!じゃないけどあたる確率は滅多にないのかもしれない。遠回りしていると感じるのはきっとそのドライバーが道を知らないのか雨がひどくて水溜りがひどいとか、ただ単に曲がるタイミングを逃したとか、曲がるのが面倒だったとかが考えられるんじゃないかと思う。きっとだまそうと思ってだます人は少ないんじゃないかと最近は考えている。それぐらいこちらの人は人がいい。だって13ルピーのところを100ルピーといってきたドライバーも料金メーターは13ルピーと表示しているので明らかにウソを言っているのは目に見えてるし、乗る前に私の住所を言うと100ルピーと言ってくれるドライバーのリキシャには絶対乗らないし。なのでだまされるときは気持ちよくだまされてやろうと思っている。まだだまされたことはない。と思っているけど。どうなんだろう?またリキシャの中で考えてみるか。
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