2009年11月8日日曜日
過剰サービス?
仕事のシフトが変わってから、体調もなかなか上向いてきた。まず、いままでよりよく眠っているので、土曜日、日曜日に家でダラダラとすることも減ってきた。外に出ようという気になってくる。しかし、まだ、長時間の外出はつかれるので、なかなかムンバイの繁華街、シティに行く気にならない。かなえちゃんに教えてもらったお洋服やさんに行きたいのだけれど、まだ電車に乗って出かけるのはねー、だけど、行きたい、でも遠い、でも行きたいと、昨日はすごく悩んで、結局、近場のショッピングモールに出かけてきた。リキシャで20分ぐらいのモールで、父の誕生日プレゼントと本が目的。ブラブラと服や食料品を見て、コーヒーを飲んで、2時間弱の外出に満足。さー帰ろうと、リキシャを1台とめる、乗っていた若い女の子が料金を払うとリキシャドライバーは「バ~イ」とにっこり、なかなかフレンドリーなドライバーである。さー、行先を告げ座席に落ち着くと、知っている限りの英語で「Very pretty」といって自己紹介を始めた。で名前を教えると握手を求めてくる。運転中に後ろを振りむて握手である。こわい。わかったわかった、と手を差し出すと握手のあとにブチューッと手の甲にやっている。げーーーーっ、前見てよーと思わず叫んだ。「What is your country?」といろいろ聞いてくる。うるさいなー、実年齢をバラそうか、と思う。結局、このドライバーは道をよく知っていて、あっと言う間にアパートに着いた。そしてまた握手である。すると、今度はぶちゅ、ぶちゅ、ぶちゅーとやっている。思わず、足をバタバタして手をひっこめた。リップサービス?もここまでくれば迷惑だ。「Very Pretty」と言ってもサングラスをかけている。顔なんかわかるはずはない。きっとこっちの「Pretty」は露出度ではないかと思う。昨日は黒のタンクトップをきていて腕がばっちり出ていた。こちらの女性はあまり肌を露出しないのでそれが目安なんだろう。こんなに、フレンドリーというか過剰サービスのドライバーがいるかと思えば、まっすぐ、右、左と指示をしても返事も、頷きもしないドライバーもいる。顧客サービスという考えがまったく感じられないインド市場で、今回のドライバーは珍しくフレンドリーだ。以前の馴染みのリキシャドライバー以来だ。
日本の顧客サービスに慣れていると、インドでの店員の対応はなんとかならないのかと思う。しかし、なかには商売人だなーと思う店員さんもいるのだ。Infinity mallのIsavoraというインドのお洋服店のおじさんが、これまた、商売人なのである。これもどう?このくらい、30分で補正できるよ、これも着てみたら?といろいろと試着させてくれる。いろいろ聞かなくても次から次にこちらの要望に答えてくれる。なかなかの商売人である。以前、ブルーノート福岡へ、ピーボ・ブライソン(Beauty and Beastとアラジンの歌を歌っていた黒人歌手)を聞きにいったときに、その歌手が赤いバラを何人かの女性の聴衆に配っているのを見てうちの母が、「あの人、商売人ねー」と言っていたのを思い出す。母の商売人とは、その人の職業において、顧客満足に努めてまた来よう(買おう)と思わせる人である。商品や、サービスがあふれているからこそ、その精神が売上に繋がるのである。だからいかに顧客の要望を理解するかがポイントだ。インドの会社において、日本人顧客を相手に商売しているが、カスタマーサービス部で顧客満足度を知らない人々とやっているとハラハラする。でも、最近は、わからないのなら、それでもいいのかもしれない、だってインドの会社なのだから、、とあきらめ気味だ。
昨日の夜にテレビでDeath of a president (邦題は大統領暗殺)という映画をやっていた。楽しみにしていたのに、半分くらいで眠ってしまって、気がついたときには次の映画にかわっている。おもしろかったのにーーーー残念~と思っていると今日早速再放送をやっていた。おもしろかった。なかなか深い。しかし、当の大統領在職時に実名でその大統領が暗殺される映画を作ってしまうところは、やっぱりアメリカすごいなーと思う。なかなかブッシュ大統領はいい人に描かれていたけれど、ご本人が黒ぶちの写真で大きな花輪の真ん中に飾られているのを見るのはどうなんだろう?と思う。出てくる実在の人には許可をとっています。と書いてあったけれど。。。2006年公開版と2009年公開版がある。どっちを見たのかはわからない。でもお時間あったらぜひ。
写真はVibhaと。柄違いの同じデザインのクルタで。2枚目はVibha、現在の上司、そして以前の上司(赤トレーナー)。最後は昨日の夕食。バターチキンとバターナン、ガーリーックナン。やっぱりナンはおいしい。
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10 件のコメント:
運転中は、やめてほしいものだねぇ。称賛は良いけど、後ろを振り向いて握手を求めるのは。
あまつさえ、握手の手にぶちゅーだと!
前を向いて、運転に専念しろって。対向車がいたらどうする!
車が着いた時も、握手、ならびに、ぶちゅ攻めとは、迷惑したでしょう?
ナンパに、ご用心!
大統領在職中に、ブッシュ暗殺の映画が作られたというの、話題になったよね。
アメリカって、すごいな、と思うのは、現職の大統領を肴にして映画に仕立てる製作者の度胸に対してじゃない。そういう映画に、青筋立てて怒るような、大統領だったら、器の小さい奴として、秒殺してしまいそうな国民性に対して。
ブッシュ氏は露出が増えるのをよろこんだのじゃないかな.試写会の、ビッグサプライズとして、舞台あいさつしても良い位のノリがあったかも。
インドで交通事故にあわないのは奇跡?私は免許とって13年位で赤信号で2回も追突。グァムでも追突されたよね・外車でなんともなかったけど。インドの人は運転上手い?
思い出した。ピーボーブライソン歌良かったね。バラはもらってないけど・・・
会社の人若いね。今年代のギャップ感じる。音楽教室のお母さんは昭和50年代。今の日本では新聞の記事や週刊誌の書き方や表現がちょっとずれてる。
ブッシュの映画見てみたい。日本ではプライバシーとか色々言われて出来ない。作るほうの勇気かな。YOUKOさんブラックユーモア笑わせます。イケルムアーのシッコとか面白いよね。人間的な感覚?ユーモアのセンスとか違うからではないのかな。
Youkoさん、「大統領暗殺」、見ました?以前はソ連が敵で、最近はテロリストが相手の映画が多いですよね。でもこの大統領暗殺はなかなか深いですね。ディック・チェイニーが大統領になってスピーチするところはどうやって撮ったんだろう?って思いました。あれは生のチェイニーですよねー???マイケルムーアといい、こういった映画ができるところがアメリカのすごさだと思います。
そのアメリカにはいつから行かれるのですか?私もアメリカに行きたいです~
くに、こっちの人はとにかく強引だよ、運転。運転好きだけどムンバイでは運転できないと思う。道もボコボコだしね。そういう意味では運転うまいのかも??
ピーボ・ブライソンよかったよねー、スリー・ディグリーズとか、楽しかったねー。そういった文化的なこと最近ないなー。絵を見に行くこともないし、音楽を聴きにいくこともない。もっと文化的な生活がしたいねぇ。
大統領暗殺はお勧め。深いよ。もうひとつBOBBYって映画、これはケネディ暗殺の映画なんだけど、これは見逃してるんだよねー、こっちも見てみたい。豪華俳優陣だったけど、映画はどうなんだろうか??マイケルムーアの新作も見たいんだけど、インドで公開するのかなー?
「大統領暗殺」公開当時に即効で見たけど、2009年版があるとは知らなかったですなぁ。どう違うんだろう…
Tkroさん、たしかどっちかがTV版だったような。。定かではありません。しかしこの映画、アメリカ映画ではなくイギリス映画だったのですね。なんと!すっかりアメリカ映画だと思ってた。Bobbyはみた?
もちろん見ましたとも。しかしbobbyにも1973年版があるのですなぁ…ま、全然違う内容だけど
え?そうだったんだ。てっきりアメリカ映画だと思ってました。一本しか見知ってないので、なんとか探して、二本一気に見てみよう!
BOBBYという映画は知りません。
しほさんのお勧めとあらば、これも見てみようかなあ。
アメリカには、12月22日フライトです。
行きは娘達と一緒だけど、帰路は一人なので、国際空港で、出国できず難民になるのではないかと娘から危惧されています。
トム・ハンクスの、「ターミナル」じゃあるまいし。
もし空港難民になっても、そこで自活する甲斐性は無いので、ちゃんとネットで検索して、空港地図を頭に入れておけと、忠告しきり。
たまりませんわぁ。
伊東家の皆さまは、海外に慣れておられるので、地球の歩き方も上級者なのでしょうね。
素敵ですね。
Youkoさん、一番いい時期ですね。クリスマスのイルミネーションがきれいだし、クリスマスの後はSALEですよ~
楽しんできてください!!
Youkoさん、一番いい時期ですね。クリスマスのイルミネーションがきれいだし、クリスマスの後はSALEですよ~
楽しんできてください!!
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