2009年3月22日日曜日

No problem!


何をするにしても時間がかかるインド。家の前の道路も重機を使わず手作業でブロックを積み上げていくぐらいだ。郵便局に行ってもものすごーく時間がかかるし、融通が利かない。日本やアメリカの感覚で荷物を送ろうとしたら送れなかった。思わず、声が大きくなった。「どうしてこの封筒じゃダメなわけ~???この前は違う封筒でも送れたのに~」同じ受付のおっちゃんなのに、まったく融通が利かない。しかも郵便局に封筒なんて売ってないのでまた翌日出直しだ。しかもパラグアイはどこにあるんだ?と聞かれたので南米だよ。というと、後ろに並んでいたおばちゃんがSouth Americaって書いたほうがいいよ。と。。。「も~うるさ~い!外野は黙っておいて!」とさらに怒りに燃える。まったく。。。朝のリキシャの運転手も相当遠回りをしてまったく違うところで降ろされそうになって怒ったし。。こんな日は家でじっとしているに限る。と思ってお昼ごはんにお気に入りのチキンティカビリヤーニをオーダーしたら、お昼は味がおちる。どうやら夜と作っている人が違うとみた。なんて1日だ。

http://www.youtube.com/watch?v=LImhTTFu4b8
  映画の「Outsourced」でアメリカ人男性がクライエントサービスのマネジメントでインドにやってくる。しかもムンバイとか都市ではなくてムンバイから少し離れた町だ。その男性が部下のインド人が口癖のように「No problem!」と言うのに怒って、「問題だらけなのに、「No Problem!」と言うな~」と怒るシーンがある。No Problemと言われたことはないけれど、なんとなく気持ちがわかる。そのアメリカ人男性がいたたまれなくなってチーズバーガーを食べにムンバイのマクドナルドまでやってくるシーンでは、たまたま居合わせた別のアメリカ人に「すべてをさらけ出せば楽になるよ」と言われて一緒にチーズバーガーもどきを食べるのだけれど、私の場合はどうなんだろう?と思ってしまった。インド人女性が着ているクルタがなかなか着れない。体型の違いもあるけれど、(インド人はふくよかだけど、やっぱり顔が小さくて、足が長い)なかなかしっくりこない。誕生日のプレゼントにクルタをくれた同僚が、「会社に着ておいでね」と言うぐらいなかなかクルタが着れないのだ。まだまだインドに馴染んでいないということか。仕事も日本で働いた経験しかないので、ついつい日本と比較してしまう。仕事のやり方も違うし、考え方も違う。このOutsourcedの主人公のアメリカ人みたいになってないか?とちょっと不安になってしまった。そろそろ6月以降のことを決めないといけないけれど、どうするにしてもなかなか決心がつかない。映画ではアメリカ人主人公は上司に出された条件をクリアーしてアメリカに戻ることになるのだけれど。。。。さて私はどうなるか。考えても考えても結論が出ない。どうしようかな~。


写真は同じアパートのおばちゃんたち。真ん中のおばちゃんはパキスタンのイスラマバード出身とみた。(というのもヒンディがわからないので、そう言っていたと思っている。)下は近所のお店でミルクを煮ていた。ただミルクを沸騰させていたのか、パニールを作っていたのかは不明。ここでもミルクと言われたのしかわからない。ヒンディの壁は厚い。

2 件のコメント:

まぁ さんのコメント...

しほさん、
お元気そうでなによりです♪
まゆみです~。
いろんな経験されていて羨ましいです!
日本に帰ってくる時は是非お会いしたいです!

Shiho Andheri (W) さんのコメント...

まゆみちゃん、元気~?いやいやインドライフは結構サバイバルよー今は蚊にやられてる。こっちの蚊は本当にしつこい。
 日本は桜の季節だね。やっぱり四季があるっていいよ。こっちは年中30度前後のような気がする。朝晩の気温が下がる時が冬って感じかな。4月、5月は本当に暑いらしい。こわい。とにかく6月には帰ります。一時帰国か撤退か、、、、まだわからないけどねー
チャンスがあったらぜひお会いしたいわー