2009年8月23日日曜日

脱げない~~~


うるさい。夜な夜な25時くらいまで大きな音でドラムをたたいて、爆竹を鳴らすのでTVの音も聞こえない。そう、ヒンドゥ教のお祭りが始まった。象の顔をした神様ガニシャ神のお祭りで今日日曜日から11日間、ガニシャ神が帰るまで、このドラムの音は続きそうだ。去年は、7バンガローズというところに住んでいて、比較的静かな地域だったので夜10:00ぐらいにはこの音は鳴りやんでいた。時々聞こえる爆竹の音を何かの爆発音かと思って驚いたのを覚えている。しかし、現在住んでいる4バンガローズは比較的大きな通りに面しているためか、ただでさえリキシャの音がうるさいのにドラムの音がすごくて大変だ。しかしヒンドゥ教徒にとっては大きなお祭りなのである。11日間ぐらい我慢しよう。


8月はこちらはSALEシーズンでショッピングが楽しい。このまえ、妹にクルタを送ろうと思って、目をつけていたAラインのオレンジ色のクルタを買いに行ったらすでに売り切れていた。がっかりして違うお店に行くとSALEで50%、40%、20%オフになっている。妹用に緑色のプンジャビスーツを試着しようとしたら、若い女性が細身のかわいいサルヴァルカミーズを試着している。エメラルドブルーで刺繍がきれいだ。色違いの黒もある。着てみたい!首回りとかのサイズを考えるとSmallサイズでいいはずなので34サイズをとって試着室へ。まず妹用のグリーンを着てみたらなかなか着やすくてジーンズのトップとしてもバッチリだ。そして黒のかわいかったやつ。ちょっとピチピチだったので一度は着るのを断念したが、やっぱり着てみたい。ちょっと苦しいがなんとか入ったのでボトムのチュリダーも着てみる。かわいいが腕と胸のあたりがピチピチだ。そして脱ごうとしたら、なんと脱げない!!太い腕にひっかかってびくともしないのである。これは破ってしまうかもしれない、、と一瞬考えたが、もうちゃんと買うので破ってでも脱ぎたい~と思う。しかしダメだ。恥ずかしいが助けを呼んでこよう、と試着室を出ると男性店員がやってきて「How is it? May I help you?」とか言っている。「Ah-, Yes, but I need a help with woman」と言うと、あー補正ね。と女性店員を呼んでくれた。その彼女は脱げないと訴えてもわかってくれなくて、腕と胸が苦しいなら補正して広げられるから大丈夫なんて言っている。いやいや脱げないんだよ。と2~3回訴えると「あーーー。」と脱ぐのを手伝ってくれた。しかし、彼女、クスクスとも笑わない。一緒に笑ってくれたほうがよかったのにあまり珍しいことじゃないのか、ニコリともしない。しかし、2回目にそのお店に行くとすっかり覚えていてくれて、にっこり笑っていろいろ勧めてくれた。でも、腕とふくらはぎ、ジム通いの成果があってかなりたくましくなってしまった。しばらく筋トレは控えようと思う。


そういえば、反響があったボリウッドダンス。とにかくインド人は踊りが好きだと思う。やっとつながったTVを夜中に見ていると、とにかくみんなよく踊っている。俳優達もダンスは必須項目のようですごい。どうやったらあんなに腰だけとか首だけとか動かせるんだろう?と思う。いろいろ見た結果、男性ではアビシェク・バッチャンのダンスが一番キレがいいような気がする。インド在住の皆さん、いかがでしょうか?
インドの映画はボリウッドと呼ばれていて、その映画の中で踊られるダンスはボリウッドダンスと言われる。ボリウッド映画を見ていると突然みんな踊りだす。ダンスと歌が必ず入っているのでなんだかMTVを見ているのかと錯覚しそうになるが映画である。ストーリーもだいたい、勧善懲悪の美男美女のハッピーエンドと相場が決まっているようで(そうじゃなかったらすみません!)どちらかというとダンスと歌は映画の中のかなりのポイントを稼いでいると思う。そしてボリウッドだけではなく、インドの南部に行くとタリウッドという映画になる。一度CNNでタリウッド映画の特集を組んでいたので見ていたら、タリウッド映画は基本として、中年のがっちり体系のおじさんが主人公でそのヒーローに絶世の美女が組み合わされる。その女優もボリウッドに比べてぽっちゃり系の健康的な美女である。お顔はなるほどかなり美しい。(CNNでは世界一美しいと形容されていた)ダンスも少しボリウッドと違うようだ。しかしこのタリウッド、弾丸が2つに割れて1つの弾丸で2人を殺したり(あり得ない!)、悪者は見るからに悪者そうで、言葉がわからなくても楽しめるのである。お時間あるときに皆さんもぜひ。


写真は上から、独立記念日にナショナルカラーのオレンジでおしゃれしているアルパ。アルパはいつもおしゃれなスーツを着ているのでぜひ、お買いものに一緒に行きたい。2枚目は問題の脱げなくなったサルバルカミーズ。補正してもらったのでもう大丈夫。他お洋服の写真はMunnbaiOyofukuで。3枚目はYみこさんに教えてもらったタンドリーチキンやさん。おいしそうだったけど写真だけ、、、。そして最後がまた胃の調子が悪くなったので日本食三昧。そうめん、うどんの繰り返し、、、賞味期限が切れていたのであわてて食べたうどん。親子うどんにしてみた。日本の味!

7 件のコメント:

kuni さんのコメント...

ムンバイでは豚インフルが流行中と報道があった。お祭りはあるなら又又インフル大発生となるよ。手洗いうがい十分に注意して。

ゾウの神様西戸崎の駅の近くの家玄関に2体飾ってあるよ。ユイトはその家の近くを通るたびにゾウの神様といって確認。後続車がある時は徐行できないから通り抜けると神様見えないと泣く。

インドの綿服は肌触り気持ち良い。年齢が上がるとゆったりとして着心地が良いほうが良いからインドの洋服は最適。でも絹は質があんまり良くないから。。
汗かいたので手洗いしたけど裏地が出てしまった。リフォームの出さないと。

インフル気をつけて。筋肉は良くつけてないと風邪で寝込んでもすぐ落ちる。

youko さんのコメント...

笑っては悪いと思いながら、つい大笑いしてしまいました。試着してみた服が脱げない~って焦るよね。罠にはまった小動物みたいな、気持ちにならない?脱ごうと、やみくもに体を動かすほど、服が張り付いて上にも下にも動かない。はさみででも切り裂かないと、この状態から脱却できないのでは、と一瞬追い詰められるでしょ?試着中というのが、痛いよね~。
同じ経験が無いでもないので、しほさんの気持ちは、良くわかった。
女店員さんに、辛くも善処してもらって無事帰れて良かったね。ジャストサイズに補正してもらったので、お気に入りの一枚が増えたね。


象の神様のお祭り期間中だとか。
福岡市のアジア美術館で、前、インドの神様展みたいなものがあって、その中で人気のあるかみさまとして、紹介されていました。
実際に、お祭りの時は、町をあげて賑わうのですね。その熱気、現地ならでは!

でも
kuniさんのコメントにあるように、豚インフル流行中なのが心配。
帰宅したら、うがいと手洗いを忘れずしょう!

Shiho Andheri (W) さんのコメント...

このガニーシャ神のお祭りはヒンドゥー教徒にとってもっとも重要なお祭りなので、みんな風邪なんかひいてる場合じゃないんじゃないかな??
会社でも風邪ひいてる人の割合が減ったような。。。このガニーシャ神のお祭りが始まるとみんな一斉に断食というか肉類を食べないとか、食事制限しているんだよね。ジャイナ教の同僚は外から買ってきたもの(お菓子とかレストランの食べ物)は食べれない。と言っていた。でも毎年、11日間我慢できず2~3日でお菓子とか食べちゃうらしい。ヒンドゥ教といってもいろんな宗派があるから、それによっていろいろ違ってくるみたい。でもとにかく賑やかよ。

そういえばゆいちゃん、いつもゾウさん、って言ってたよね~あー会いたいなぁ~

Shiho Andheri (W) さんのコメント...

Youkoさん、ひょっとして、Youkoさんも脱げなくなったことがあるんですか?私は、インドでなんどかありますが、今回のようにビクともしなくて助けが必要だったのは初めてですね。しかし、Youkoさんのように大笑いしてもらいたかった、あの店員さん、、、。

でもすっかりそのお店のファンになってしまったのでまた見に行ってみて試着にじゃんじゃんチャレンジしようと思います。

MumbaiOyofukuに写真をUpしますのでそちらも見てくださいねー。あと、うちの母がインド服着てます。あまりいいモデルにならないかもしれませんが、、見てみてください~

youko さんのコメント...

、試着中、脱げなくなった事は、何回かあります。服だけでなく、ロングブーツ。足のサイズは合っているので、「ふくらはぎがキツキツだなあ」と思いながら、無理にはいてみて、脱ぐとき難渋。ファースナーを下す時、ふくらはぎを噛んで、死ぬほど痛かった。 

店員さんって、こういう時、笑わないねぇ。
「客の恥を笑わない。」という接客マニュアルがあるのよ きっと。
「見なかったことにする」とか「手を打って笑ったら、減俸」とか。

私が一番恥ずかしかったのは、着る時点でつかえてしまったとき。
某老舗デパートの某ブランドのワンピース。細身できれいな一点をよせばいいのに試着におよびました。 
上からかぶるタイプで、首回りが小さいけど,片肩のボタン2つがはずせるので、いける と誤算。腕のつけねあたりまで下りたけど、豊満なバスト(自己申告)が邪魔して下りないのです。ここでやめておくべきだった。なのに、試着したいという衝動に突き動かされて、バストを片方ずつ手で押さえむりやり着ようとしました。片一方バスト下まできたところで、アウト。布が、びくとも動かなくなった。上にも下にも。  焦った~。もがいたあげく、フィッテングルームに店員さんをこそこそ呼んで「ここまで着づらい作りになっているのですか?」(潔くない訴えだけど、実際不思議に思ったの。)と聞いてみました。
私だったら、絶対笑う。
けれど、店員さんは、表情筋ひとつ動かさず、優しく冷静に「お客様、脇にファースナーがございます。」だって。  
赤面!   

その後、そこには行きづらい。
しほさんは、フランクだなあ!そのお店を気に入り、店員さんともフレンドリーで。
ブログのお洋服コーナー、見せてもらいますね。

Shiho Andheri (W) さんのコメント...

あははは~すみません。Youkoさん、笑ってしまいました。ワンピース、ちょっとキツイけど着てみたいという衝動はすごくわかります。特にこちらでは私のトップのサイズはSサイズなので、Mサイズを試すとかなり首まわりがあいてブカブカに見えます。なのでどうしてもSサイズでおさめたかったのです。なんか意地ですよね。こうなると。しかし、ホントに腕がたくましい(特に右)ので残念な体系だな。と思っていたら、会社の同僚、オレンジのスーツを着ている(写真)アルパ(かなり細身)が私も腕がときどきひっかかると言って慰めてくれました。脱げなくなってもお洋服のお買いものは楽しいですね。はやくお給料日来ないかな~と思ってます。へへ。

kuni さんのコメント...

youkoさん悪いけど笑ってしまいました。
凛とした着物姿とはギャップありすぎです。

試着時にハンガーにかかってる洋服を着て、自分の体形が洋服のイメージと違ってがっくりすること有るよね。でもショッピング大好き。

その点着物は体形がどうだとか無いから安心。

やはりインドは浴衣よ。腕なんて気にしなくていいよ