2009年4月13日月曜日

不覚にも、、、


馴染みのリキシャがある。最近はほとんど毎日、同じリキシャなので毎回「Good Morning!」と乗り込んだら会社に着くまでボーッと乗っていられる。左、まっすぐ、なんて指示を出さなくていいし、遠回りされる心配もないので楽ちんだ。ひとつ難をつければ、このおじちゃん、どうも私が言っている英語はわかっているようなのに、私はこのおじちゃんが言ってるヒンディがわからない。ずるい。といっても物静かなおじちゃんなのであまりおしゃべりはしてくれない。Good Morningだけは言ってくれるようになったけれど、あとはお金を払ったときの「オーケィ、オーケィ」というインドのおじちゃんアクセントのOKだけだ。一度遅刻かも~とギリギリにアパートを出て焦っているときに、尋常でない空気を察したのかかなり飛ばしてくれて結局いつもの時間に到着し、感動のあまり「すごい早くて助かった~」というと翌日からものすごーく飛ばしてくれるようになった。インドの道路はデコボコなので時々リキシャの中で一瞬宙に浮いてしまうことがある、でもこのおじちゃんはそのデコボコをうまくよけて飛ばしてくれるのだ。
きのうは夜、エルビラの家に行く時にこどものリキシャドライバーにあたってしまい、途中でリキシャを変えるハメになった。きっと14歳くらいじゃないかと思う。しかも新米のようでノロノロと運転し、左と言うと、まっすぐだ!と譲らない。私のアパートからエルビラの家まで約40分、とてもこの運転じゃ間に合わない。と思っていたら止まって他のドライバーに道を聞く。運転中になんども振り返ってヒンディで道を聞いてくる(ようだ)し、もうダメだ。と思って途中でとめてほかのリキシャを探すよ。と言うと親切にも道を教えてくれたリキシャを紹介してくれようとしている。でもそのリキシャはアッという間に走り去ってしまった。違うリキシャをつかまえて乗り込むとあの少年ドライバーに悪いことをしたなーとちょっと後悔した。あんなに幼いのに仕事をしないといけない環境なのだと思うとちょっと胸が痛む。


イースターの日曜日はエルビラの家というか、フィアンセの家にディナーのおよばれをした。インドのディナーは遅い。7時半においで、と言われて到着したのは8時すぎ。でもディナーは10時前でそのまえに食べたポークで結構おなかがいっぱいになってきた。不覚にもカメラにメモリースティックが入っておらず写真がとれなかったけれど、ポーク、牛タン、マトン、チキンのそれぞれのカレーとピラフ。どれもお肉に合わせたカレーソースでひとつひとつ味が違っておいしかった。福岡で行きつけのスリランカ料理レストランのカレーを思い出した。でも今考えると、そのレストランのカレーは結構日本チックな味になっていたと思う。でも懐かしい~ そのディナーにはフィアンセのいとこ、そのいとこの甥っ子たち(双子)、フィアンセのおばさんがやってきて賑やかなディナーだ。そこでまた謎ができた。この双子の男の子たちは7歳で、大人の中にいておとなしかったけれど一人でごはんを食べないのだ。いとこのミッシェルが「私が食べさせよう!」といってお皿に2人前くらい食べ物をよそうと、双子の間をいったりきたりスプーンで食べさせている。この男の子たちもミッシェルが目の前にくると口をあけてパクンと食べる。何歳ぐらいから1人でごはんを食べるのだろう。女の子も食べさせてもらうのかな?と思った。何かと女性の地位が低いインド、男の子だけの待遇かもしれないと考えてしまった。考えすぎか??? 久し振りにポークや牛肉、マトン(ヤギね)は初めて食べてちょっとお腹まわりが気になった。ついつい食べ過ぎた。。。。写真が撮れなかったのが本当に残念!!!

0 件のコメント: