2008年12月15日月曜日

いよいよ

いよいよ!
 待ち遠しかった一時帰国の時がやってきた。エルビラが本当に心配してくれてタクシーの予約から、はたまた予約受付のメールは届いたか、ちゃんとドライバーはやってきたか、パーティー(忘年会)からの帰宅途中に別れてから1時間おきぐらいに電話をくれる。きっとドライバーは時間どおりにやってこないだろう。という計算のもとか、11時半にタクシーの予約を入れてくれていた。予約確認のメールがきたかどうか確認の電話があったときは11時すぎ。あと30分でタクシーくるからね。と言われたときはまだパジャマ姿のシャワー後の髪もぬれている状態でパッキング中だった。あと20分。きっかり23時半にスーツケースに鍵をかけた。ガスの元栓しめて、窓も閉めてみた。きっと帰ったらあいてるだろうと思うくらい適当だ。ここ何カ月も窓を閉めたことがないのでもうどうでもいい。でもタクシーが来ない。30分は遅れてくるだろうと予測していたものの20分待つと不安になってきた。ハイジャック警戒でセキュリティーが厳しいはずだ。3時間前には空港に着いておきたい。3時50分のフライトなので24時50分に到着すればいいのでまだ大丈夫。。。。。エルビラがタクシーに乗ったら教えてね。と言っていたので遅れてるけど、ドライバーには電話で確認したから大丈夫だよ。とメールしていたらやってきた。なんと普通の車だ。乗ってみるとメーターもない。おまけにドライバーはあまり英語が通じない。どうも遅れてきた言い訳をしているようだけれどよくわからない。時計を見ると24時15分。よし。50分までには空港に行ける!
。。。。やっぱりね。。。。インターナショナル空港の表示が見えた!と思ったらすごい渋滞でないかなか進まない。毎回交通マナーのなさに驚くけれど、今回はいつにもましてすごい。ドライバ―が突然Uターンをして走り始めたと思ったらどんどん違う方向に走っていく。ひょっとして国内線に連れて行かれるんじゃないか?と思うぐらい逆方向だ。しかもまた渋滞。しばらく行くとインターナショナルのサインが見えた。よかった。と安心したのもつかの間、また長い渋滞だ。。。。う~ん。困った。しかしどうもこのドライバーは早く家に帰りたいらしい。なんと今度は逆走を始めた。対向車が前からやってくる。ぶつかる~~~~!! 誰かに注意された。そしたらまた逆戻りするようだ。結局渋滞の中に戻るのね。と思ったら今度はバックで逆走始めた。もっとこわ~~~~い。
やっぱり空港は厳重警戒でライフル銃?をもった軍の人がいっぱいだ。でも出発カウンターに入るとガラガラ。よく考えたらテロのあとはやっぱり旅行者は減っているんだろう。シャーロット(NA)、サンフランシスコ(CA)の混雑ぶりと比べるとかなりガラガラだ。空港のまわりのほうが渋滞で混雑している。搭乗券がない人はビルの中に入れないのでビルの外に人があふれている。そしてなんとセキュリティーの軽さに驚いた。サンフランシスコで別室に入って髪がボサボサになるくらいエアーをあてられたのと全然違う。水のボトルも簡単にクリア。(きっとムンバイは液体の持ち込みの規制がないのかな?)そういえば何日か前の新聞にキングフィッシャー航空(インドのエアライン)で身分証明なんか確認せずに発券されていたり、1人に何枚もチケットが発券されていたと載っていたっけ。テロの後だっただけに結構大きく出ていたな。とにかくやっとラウンジでPCを開く。しかし、Wifiもなければ、ゴミも散らかり放題。エルビラが心配しているからフライトスケジュールをメールして、クニにも無事ゲートまできたことをメールする。あっと言う間に搭乗時間となり機内へ。快適!初の全面フラットシート。食事の時間になったら眠っていても起こしてもいいですか?と聞かれた。はい。と答えて朝食のメニューも選んでいたのに着陸30分前まで熟睡。起こされたのも気づかなかったらしい。香港の国際空港へ。すごく肩の力がぬけた。ここではアジア系が主流なのでジロジロ見られることもないし、みんなおはしでごはんを食べている。空港のカフェテリアのメニューにも食べたいものがいくつもある。マサラ(カレー味)ではない。ムンバイを出てすっかりホッとした。テロの影響なのか、それとも仕事のプレッシャーなのか、透明のバリアを抜け出た感じだ。ムンバイで生活している限りでは特に気が張っている感じではなかったのに。なんだろう。さー次はいよいよ福岡だ。きっと寒いんだろうな。サンダルでコットンのトップにインドの二層式洗濯機でヨレヨレになったジーンズだからな。。。早く帰ってお風呂に入りたい。。。。

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