2008年7月29日火曜日

Rikshaw ②


このリキシャ、手動のメーターがついていて初乗りは10ルピーから。会社まで朝は20ルピーかからずいけるけれど、まず運転手はおつりを持っていない。1ルピー、2ルピーなんてだいたいスーパーマーケットでもおつりがないっていわれるからねー。まー、1ルピー、2ルピーだったらリキシャではおつりもらわない。というかくれない人が多い。1度、料金メーターは19ルピーと書いているのに50ルピー請求されたことがあった。こういうときは1ルピーもまけてやるものか!と近所の若者に助けをもとめてきっちり19ルピーしか払わなかった。インド人ではないから(言葉も地理もわからないから)という理由での仕打ち?には俄然戦ってしまう私。翌日会社で同僚達にこの話をすると「よくやった」とほめられたけれど1人、「そうやって水増し請求する運転手は本当にお金がなくてその日に食べる夜ごはんもないのよ」と言った同僚もいたっけ。

 リキシャの後ろには 「Keep safe distance」と書いてあるのにぶつかっているんじゃないか?と思うほど近寄って停まる。こわい。でもまだ1度もぶつかったことはなし。いつもギリギリで停まってる。なんどか「アッあぶ(ない)!」と声が出たことがあるけれどぎりぎり止まった。セーフ~。たまにシートベルトほしいな。と思うこともある。特にUターンで右折するときには直進してくる車やリキシャその他モロモロに突進していく感じで曲がるので乗客は怖い思いをする。ドアがないとこんなに怖いのかと思う。
コンパクトだから隙間をみつけてどんどん走っていくリキシャ。私の大事な通勤手段。今日も交通渋滞のなかを疾走している。

2008年7月26日土曜日

リキシャ(Rikshaw)①


インドで最初の驚きはリキシャだったし、毎日の通勤もリキシャ。よく考えると私が住んでいるアパートの住所に番地がない。日本やアメリカのように番地を言えばわかるという普通のことがここでは通用しないわけだ。きっとナビなんてないんだろうなーと思ってしまう。(でもインドのことだもの、どこかにあるかもしれない。)なのでリキシャに乗って会社に行こうとすると近くにあるショッピングモールの名前を告げ、近くまできたら、「そこまっすぐ」とか「右」とか指示をすることになる。しかもほどんどの運転手は英語を話さない。右、左、まっすぐ。のみの単語で指示を出すので簡単と言えば簡単だけどもどかしい。会社に行くときはショッピングモールが目印になるのでまだわかりやすい。問題は帰るとき。目印になるものがない。「セブン、バンガロー」と地名を言っても通じない。会社の人は地名は英語でも通じるって言ったけどほとんど無理。初めて1人でリキシャにのって帰ったときにはヒンディーを知らなかったので後ろでリキシャを待っていた人に通訳をお願いした。そしてなんとかアパートにたどり着いた。最近はヒンディー語で地名を言っている。「サート バングラ!」慣れたもんだ??

インドの食べ物

インドに来て最初に困ったのが水。歯磨きにも蛇口の水を使ってはダメだ。と聞いていたので歯磨きもちょっと勇気がいる。そして今回薬をすべて福岡においてきてしまったので(荷物の重量オーバー)お腹をこわして初日から欠勤になるのも笑えるし。水に関しては何事もなく3週目が過ぎようとしているから問題クリアーだな。さすが伊東家。宇宙人なみのお腹の強さだ。しばらくしてわかったことは普通の家庭では水を10分ほど煮沸してから飲み水にするらしい。いまは浄水器も普及してきているようで私の部屋にもとりつけてもらったから歯磨きはこれでOK。会社でもこの浄水器の水を飲み水にしているそう。私はまだこの水が飲めないから(まだ不安)飲み水はもっぱらミネラルウォーター。紅茶、コーヒーやご飯を炊くときはこの浄水器の水使ってるけど。浄水器がつくまでは生野菜も食べれなかった。蛇口からの水を使って洗った野菜を食べてもお腹こわすらしい(台湾人の社員談)。でも10分も煮沸しないといけない水ってどうなんだろう?って思う。シャワーや洗濯は大丈夫なんだろうか。。って選択の余地がないので考えても仕方ないけど。。。。

やっぱり一番の関心は食べ物。

スーパーマーケットに行くといろんなスパイスやみたこともない食品が売っていて嬉しくなる。会社でのランチタイムにはみんなが持ってきたランチを「味見する?」って聞かれるので遠慮なく一口ずついただく。それぞれの家庭の味はやっぱりおいしい。いつも食べてる私のレトルトインディアンフードとは違う。やっぱりインドの家庭料理をマスターしたい!! 衛生上、道端で売ってる食べ物は特にこの時期食べないようにと言われていて、しかも、ちゃんとしたレストランが家の近所にない(知らないだけかも)のでもっぱら自炊だけれどなかなかインド料理は作れない。いつも野菜炒めやらパスタやら。普通のスーパーマーケットには肉、魚、卵は売ってないのでそういえば現在ベジタリアン。やっとオープンしたスーパーマーケットにノンベジセクション(でも入り口が別!)があるので今度試してみようと計画中。

野菜と果物はかなりお安い。そして基本的に季節のものしかお店には売ってないからなんでもおいしい。コリアンダーとほうれん草を1束ずづ買って日本円で30円ほど。このまえは45円くらいでトマト6個と玉ネギ4個、じゃがいも3個買った。マンゴーは高級品で1kg 150円ほど。日本より断然甘くておいしくて種類も豊富。このモンスーンの時期にしか食べれないのでいまのうちに食べておかないと ムンバイにきて最初の1週間お世話になったのがインスタントヌードル(日本のインスタントラーメンのスープが少ない感じかな)。味はもちろんインド風。トマト味を買ったはずなのにスパイシー。1袋30円ほど。やっぱりインドでも働く女性が増えていてインスタント食品やレトルトが増えてきたそう。働いてるから「no choice」だって同僚が言っていたっけ。
スーパーでは見たことがない野菜があって今だにあれは何なのか謎。きゅうりと思って手にとったらきゅうりじゃなくてやわらかかった。はて???オクラもよく見かける。あっさりポン酢とおかかで食べたいところだけれどオクラもカレー味で調理されている。でもおいしい。
インドといえば紅茶。その名もズバリ「タージ・マハール」普通のティーバッグ紅茶だけどこれもスパイスが効いている。チャイも作ってみたけどスパイスが効いている。なにもかもスパイスだ!。
そして今週からお世話になってる夕食デリバリー。会社の受付の子のお母さんが作ってアツアツを配達してくれる。本物のインド家庭料理だ。ベジタリアン食なので肉、魚は入ってないのにスープが効いていておいしいやっぱりインド料理習得せねば!