
今週は日本がシルバーウィークのため仕事がいたってヒマだった。銀行も休みで経理系の仕事もなければ、校正を申し込んでくるお客さんも少ない。余裕があったので、昼休みを利用して郵便局に行った。妹にインド服を送るためだ。いつも行っているアプナンバザールの郵便局は、初めて行ったときにはかなりショッキングなものだった。とにかくボロボロなのだ。しかも窓口業務が2階にあって、裏口のようなところから上がっていく。こんな人目につかなくていいのかと不思議になるほどだ。そのアプナンバザール郵便局が1か月前から工事をしており、今回行ってみると、窓口が1階に移動していてかなりリニューアルしていた。しかもすごい行列。これは1時間待つな、と判断して並ぶのを断念。土曜日の朝に延期した。そして今日、土曜日、以前土曜日の朝9時半ぐらいに行くとそれでもすごく待たされたので今回は営業開始時間の8時きっかりを目指した。しかし、インド。朝8時からなんてあいてるはずがない。郵便局があくまで外で待つのはイヤだなぁーと思いつつ8時ちょっとすぎに郵便局に着くとあいている。しかも人がパラパラと並んでいる。目的の奥から2番目のカウンターを見るとおじさんが1人並んでいるだけだ。思わず”Great!”とつぶやいて、そのおじさんの後ろに並ぶと、窓口には係員がいない。どうもまだ到着してないらしい。誰もいないの?とおじさんに聞くと、ガスの支払いだーと言ってるようで請求書を見せてくれた。英語は通じないとみた。待つこと15分。係りの見覚えのあるおじさんが、普通のお客さんと同じ入口から入ってきた。結局15分待ったけれどいつもよりはるかに待ち時間が短く無事妹あてに荷物を送ることができた。そしてこれもいつもの通り、荷物を送る際に記入が必要な用紙をもらう。(次に送るときのため)いわゆる何が入っていて、いくらの価値があるか記入する紙で、日本やアメリカだとシールになっていて、郵便局でまとめてもらうことができるが、このアプナンバザール郵便局では1枚ずつしかくれない。しかもインドでは普通のコピー用紙で、同じことを2回記入しないといけないうえに、記入後は自分ではさみで半分に切って1枚をのりづけする。めんどうだ。。。送付先住所、送り主住所、内容物名、コスト、そしてサイン。このA4コピーも、もう何百回とコピーされているようで英語もよく読めない。毎回もらうのは面倒なので5枚頂戴。というと5枚も?と言われた。毎回もらわなくて済むように5枚ほしいと言うと、自分でコピーしたらいいよ。と言われた。そんなんでいいの~~~?できればエクセルシートでつくりなおしたいぐらいだ。今度から名前と住所を記入してからコピーすることにしよう。ずいぶんインドの郵便システムにも慣れてきた??
送ったインドのお洋服はこちらでMumbai Oyofuku

先週日曜日はイスラム教徒のラマダンが明け、月曜日はイードという、イスラム教徒がラマダン終了後にお祝いというか家族でおごちそうを食べる日だ。だからかどうか、イスラム教徒の同僚は休みが多い。そして水曜日にはイスラム教徒のファイザさんがイスラム教徒の代表的なビリヤニ(インドの炊き込みごはん:写真は2kg分)とイスラムのデザートを会社でみなにふるまってくれた。そういえば、エルビラもかなえちゃんもイスラムの料理はおいしいと言っていた。なるほど、チキンビリヤニ、おいしい。そしてなんといってもデザート、インドバージョンフレンチトーストといった感じのデザートがおいし~~~っ!デザートおかわりしてしまった。またしても食いしん坊ぶりを発揮。。。。

しかし、Vashiオフィスのイスラム教徒の人はこのラマダンで3~4Kg痩せたらしい。普通は痩せたりしないんだそうだが、、、私の隣の隣の机で仕事をしている女性はラマダンのあいだ日中はもちろん何も食べないし、水も1滴も飲まない。朝4時に起きて食事をとり夜日が暮れるまで何も食べないし飲まないんだそうだ。そういえばヒンドゥー教徒のおじさんもたまには食べないほうがいいよ。と言って、食事をとってない日があったっけ。。。かなえちゃんに教えてもらったのだが、イスラム教徒の妊婦さんと子供は例外で日中食事をとることができるらしい。しかし、子供のころからの習慣とはいえ、約1か月ものあいだ何も食べない(日中ね)なんて大変だ。よくできるなーと感心する。そういえば、フランス人のイスラム教徒のルームメイトは夏のラマダンが一番つらいと言っていた。フランスでは夏、日が暮れるのが夜遅い(22時くらい)からだ。きっと大変だったろう。無事に乗り切ったかな?

写真は上から、リニューアルした郵便局。そしてラマダン明けのビリヤニとデザート。そしてメディカルチームのRuchita.アメリカの大学を出ているお嬢さんでいつもおしゃれだ。いつも笑っていてかわいい。