
あけましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いします。
ムンバイに来て2度目のお正月。といっても年末年始も忙しく、しかもダブルシフトで働いていたので、去年の年末みたいに前年を振り返るヒマもなかった。夜遅く帰って朝早く仕事に出かけるパターンでとにかくバタバタだ。夜も母に送ってもらったラーメンなんか食べてたしなー。とにかく、2009年は仕事も生活も本当に大変だった。まずは虫さされ、いまだにむしさされのあとが背中や足に残っているし、いろんな虫駆除をした。住み慣れた以前の地域から新しいアパートに引っ越して、仕事でも上司がかわってなかなか難しくなった。ゆうすけくんも帰国したし、仲良しで仕事でもたよりにしていたVibhaが退職した。仕事もやりがいというよりこなしていくだけで精いっぱい、生活もいろいろと大変で胃の調子も悪くなった。良かったことがなかなか思い出せない。春ごろから楽しみにしていたElviraの結婚式、クリスマスのあと26日に挙式があり、初めてのクリスチャンの結婚式参列。日本の結婚式とは違う、楽しい結婚式だった。2010年は楽しい1年になるといいなー。皆さんにとっても健康で楽しい1年になりますように!!

エルビラの結婚式。ミサの前ににエルビラの家に行って写真を撮りいろんな儀式というかクリスチャンの家ではこうやっているのねーと新たな経験をした。ミサで歌う歌もTVでみたことがあるような重い感じではなくフレンドリーな親しみやすい感じだ。1時間ほどでミサも終わりチャイと軽いスナックがふるまわれる。そしてバスに乗って披露宴会場へ。

これが遠い。ずっこけそうになったのはバスに名前がついていてMichael Jacksonと大きく書いてある。ミサに一緒に参列したNeerjaがマイケル・ジャクソン????と不思議そうにしていた。よくよく聞くと、この地域にマイケル・ジャクソン校というハイスクールがあるそうでこのバスはその学校のスクールバスなのである。そしてさらにずっこけそうになったのは会場へ向かう途中あまりにも遠くてまだかな~?と思っていると、バスの運転手が「だれか、会場どこか知ってる?」と言ったことだ。バスの運転手って道知ってる人がやるんじゃないのー??と不安に思ったけれど、だれも地図(招待状についていた)を持ってなかったので乗客の記憶に頼るしかない。しかし、1本道、無事に会場についてよかった、良かった。きらびやかな会場で、あとはダンス、ダンス、、、、楽しかったけれど、ダンスの機会なんてまったくない日本人にはちょっと大変だったのである。しかし、みなさん、お上手。老いも若きもダンスを楽しんで、楽しい結婚式だった。エルビラもかわいい花嫁さんで、ドレスを着た彼女は別人のようだったけれど、話す口調はやっぱりエルビラで元気いっぱいのチャキチャキ姉御で、自分の結婚式なのに私の帰る手段を心配していた。家には同じ会社のフルカン、サトヤジ、クラリンダの4人でフェリーを利用してアッという間に着いた。このフェリーも楽しい経験だった。エルビラおめでとう、そしてありがとう!

そして翌日日曜日はウェディング後のディナーで親しい友人や親せきが参加してのディナーパーティ。ゲームをして、食事をしてまた、楽しいひとときだった。一番印象に残ったのはエルビラのお母さんが「エルビラのために毎晩ドアをあけてあげることが、もうないのかと思うとさみしい。うちの娘たちを育ててきて、ひとつも悩んだことなんかなかった。素晴らしい子供たちだ。」と少し寂しそうに話していたことだ。本当に、お父さん、お母さん、そして、お姉さんのエリザベス、エルビラ、そして妹のエリカ、みんなとてもいい人たちだ。エルビラのご主人、Aldrinも優しい人で、お父さん、お兄さん、とても親切だ。ムンバイでいい家族に出会ったなーとラッキーだったと思う。トラブルだらけの2009年で良かったことだ。
写真は上から、教会に行く前、エルビラの家で。次の2枚は披露宴会場。最後は日曜日のディナーでサリーを着たエルビラ。サリー姿のエルビラ初めてみた!